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私はある日、サムエル・ウルマンの名詩『Youth』の翻訳を依頼されました。しかしどのようにして翻訳すべきか随分と悩んでいた時期に、富士山を見て突 破口が開けました。『Youth』というポエムをあたかも、あの富士山が下界にいる私達人間に語っているように書けば良いのだな・・・と。
崇高な富士山を仰ぎ見ながら暮らすと、小さなことにくよくよしたり、思いわずらうのがばかばかしくなってきます。背筋がシャキッと伸びて、志を高く持てる感じがしてきます。富士山からインスピレーションをもらうことによって、青春の翻訳があっという間に完成しました。
それでは、私が翻訳しました青春の詩を紹介させていただきます。
青春とは
真の 青春とは
若き 肉体のなかに あるのではなく
若き 精神のなかにこそ ある
薔薇色の頬 真赤な唇 しなやかな身体
そういうものは たいした問題ではない
問題にすべきは つよい意思 ゆたかな想像力 もえあがる情熱
そういうものが あるか ないか
こんこんと湧き出る 泉のように
あなたの精神は 今日も新鮮だろうか
いきいきしてるだろうか
臆病な精神のなかに 青春は ない
大いなる愛のために発揮される
勇気と冒険心のなかにこそ 青春は ある
臆病な二十歳がいる 既にして 老人
勇気ある六十歳がいる
青春のまっただなか
年を重ねただけで 人は老いない
夢を失ったとき はじめて老いる
青春とは 真の 青春とは
若き 肉体のなかに あるのではなく
若き 精神のなかにこそ ある
私にとって富士山とは『永遠の青春』なのです。