富士山世界文化遺産登録10周年記念式典が開催されました。
富士山の世界文化遺産登録が決定して10周年を迎えた6月22日に、東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内)で富士山世界文化遺産登録10周年記念式典が開催され、約400名が参加しました。式典では、山梨県長崎幸太郎知事と静岡県川勝平太知事が、「未来に向け両県が連携し、古から引き継がれた顕著な普遍的価値を守り伝えながら、世界に冠たる地域への発展を目指す」とする共同宣言に署名しました。富士山世界文化遺産学術委員会委員長を務める富士山会議青柳正規理事長は、「世界遺産としての富士山」と題して基調講演を行い、「富士山は日本人の心の支えとなっていて、信仰の対象、芸術の源泉として世界に認められている富士山を将来の世代のためにも保全し続けることが必要だ」と語りました。富士山会議小田全宏運営委員長がコーディネーターを務めたパネルディスカッション「富士山から発信する持続可能な社会の実現」では、環境保全や信仰文化の伝承の重要性について意見が交わされました。
混雑を避けて、安全・快適な富士登山を。
5月22日「ふじさんゼロゴミアクション」山梨県富士吉田市で清掃活動
富士山世界遺産登録10周年記念国際シンポジウム「世界の聖なる山と富士山」7月1,2日に開催!
2013年6月に富士山が世界文化遺産に登録され、今年で10年となります。この節目の年を記念して、静岡県富士山世界遺産センターでは、中国、ニュージーランド、イタリアから関係者を招き「世界の聖なる山と富士山」と題した国際シンポジウムを開催します。興味のある方はどなたでも参加いただけますので、お気軽にお申し込みください。
なお、会場でも、オンラインでも、どちらでも参加いただくことができますが、参加申し込みには事前の登録が必要となります。参加は無料です。
開催日
2023年7月1日(土)~7月3日(月)
会場
7月1日(土)・2日(日)
静岡県富士市蓼原町1750 番地
シンポジウムの詳細と参加申し込みは、下記ホームページをご参照ください。
「富士山世界文化遺産登録10周年記念式典」一般参加者募集中!
令和5年6月22日に開催となる「富士山世界文化遺産登録10周年記念式典」への一般参加者を募集しています。
基調講演やパネルディスカッションなどのプログラムを通し、遺産登録から今日までの歩みを振り返りながら、今後の世界文化遺産としての富士山のあり方についても考える貴重な機会です。
<開催概要>
・開催日時: 令和5年 6月22日(木) 13:30〜(※3時間程度を予定)
・開催場所:東京国際フォーラム ホールB5(東京都千代田区丸の内3丁目5番1号)
・一般公募者数:100名程度
・参加費:無料
・主催:富士山世界文化遺産協議会・山梨県・静岡県
<募集期間>
・令和5年 5月1日(月)~6月9日(金)
※会場の定員に達し次第、募集締め切りとなります。
参加申し込みは、下記サイト内下部のフォームよりお申し込みください。
→富士山世界文化遺産登録10周年記念式典
4月13日「ふじさんゼロゴミアクション」山梨県富士吉田市で清掃活動
3月24日「ふじさんゼロゴミアクション」静岡県裾野市で清掃活動
3月24日に、2月に引き続いて静岡県裾野市の国道469号線沿いで清掃活動を実施しました。今回の活動エリアは、国道469号線の愛鷹登山道入口分岐周辺の約1.5kmの区間です。回収したゴミの量は合計117.4kgと多く、道路脇や笹藪の中にポイ捨てされています。特に残念だったのは、4週間前に清掃した場所にも、新たにゴミが捨てられていたことです。
「ゴミが捨てられないようにするには、どうしたらいいのか?」とても難しい課題ですが、対策の必要性を強く感じます。
今回は裾野市役所の方にも参加していただき、私たちの活動の後押しにもなりました。自治体や行政と協力できることによって、やれることも変わってくるので、とても心強いです。
これからも富士山からゴミを無くして、ゴミが捨てられない社会になるように努めていきます!