８月２６日（金）、富士山の閉山の神事である、山梨県富士吉田市の「吉田の火祭り」を視察しました。

同市にある世界文化遺産富士山の構成資産、北口本宮富士浅間神社内の諏訪神社から、富士山をかたどった真っ赤な子供神輿に続いて、同型の神輿をを含めた２台が運び出され、市内を練り歩きます。

浅間神社の大鳥居　　　　　　　　　　　　　　　　世界遺産の情報看板

真っ赤な富士山を象った子供神輿

諏訪神社から２台の神輿が運び出されます。

夜になると、山道の松明に火がつけられ、荘厳かつ壮観な風情となります。日本三大火祭の一つに数えられます。

来る8月11日（木：山の日）、静岡県・富士宮市の主催する、第4回富士山世界遺産セミナーが開催されます。

テーマは、「生活が育んだ山の風景－1万年の物語」。国土の7割が山地で覆われる山国である日本で、山との深い関わりの中で生み出された文化、その背景にあった人々と山との日々の営みを、火山学・考古学・人類学などの研究を紹介しながら考えていきます。

概要

日時：平成28年8月11日（木）　13：00～17:00（12:30開場）

場所：富士宮市民文化開館小ホール

入場無料・予約不要（定員300名先着順）

7月16日（土）、ハワイの世界自然遺産、ハワイ火山国立公園・キラウエア火山を訪ねました。ハワイ島の南部に広がる火山地帯を中心とした国立公園です。

世界自然遺産には1987年に登録され、登録基準は(８)地球の歴史上の主要な段階を示す顕著な見本であるもの。これには生物の記録、地形の発達における重要な地形的特性、自然地理的特性などが含まれる。となっています。

キラウエア火山は、20世紀中に45回の噴火が記録されていますが、多くが爆発的な噴火ではなく、溶岩を流出するタイプの噴火で、世界一安全な火山と言われています。

　ハレマウマウ火口：昼

　同：夜

　溶岩洞窟

　ﾁｪｰﾝ・ｵﾌﾞ･ｸﾚｰﾀｰｽﾞ･ﾛｰﾄﾞ

トーマス・A・ジャガー・ミュージアムの火山の女神ペレの像

ビジターセンター：訪れたのが１７：００を回っていたので、残念ながら閉館していました。

7月13日（水）、甲府市の小瀬中銀スタジアムで行われた、Jリーグ・ヴァンフォーレ甲府vsジュビロ磐田戦（山静マッチ）でPR活動と募金活動を実施。富士山会議のパンフレット500枚、啓発ポストカード1,000セット等を配布しました。　原田幸博富士山会議理事（富士山をきれいにする会）を始め、山梨日日新聞社の方々にもお手伝いをいただきました。

試合模様

会場でのPRおよび募金活動

サイン入りTシャツプレゼントの抽選

ハーフタイムに富士山会議の活動をPR

７月11日（月）より、会員である㈱電通のエントランスで、富士山をモチーフとした展示が行われている。（～22日まで）

富士山会議も活動のPRのため、パネルを展示。啓発のためのポストカードを配布するとともに、募金活動を実施しています。

エントランス風景

今年の登山者の願いを記した絵馬を富士山の形に展示。21日に実施される登山時に浅間神社に奉納される。

富士山会議の活動のPR

ポストカードを配布すとともに募金活動を実施

6月22日（水）、山梨県富士山世界遺産センターが開館。開館式が行われた。遠山敦子富士山会議理事長、杉本晶副理事長が参席した。

開館式では、後藤斎山梨県知事の式辞に続き、シンボルサインのオブジェの除幕、山口晃氏によるシンボル絵画「富士山」の披露、開館のテープカット等が行われた。

挨拶をする後藤知事

シンボルサインのオブジェの除幕

シンボル絵画の披露

開館のテープカット

この度、世界文化遺産富士山を守り、未来の伝えていくための啓発ツールとして、ポストカードを作成しました。

富士山をモチーフとした絵柄に、昨年実施した「富嶽三十六コピー」の作品の中から選出したコピーを添えたものとなっています。

今夏の富士山関連のイベント等で啓発のためのツールとして利用していきたいと思っています。

２０１６年秋実施に向けて、ICT交流学習の本格的なスタートです。静岡県裾野市、御殿場市と宮城県仙台市の小学校６年生クラス担任の先生方が集まり、より具体的な実施についての話し合いがおこなわれました。双方の先生方から活発な意見が出され、大変有意義な会議となりました。

１）日時　　　　　２０１６年５月１４日（土）　１０時００分～１３時３０分

２）場所　　　　　朝日生命大手町ビル「フクラシア東京ステーション」

3）目的　　　　　・ＩＣＴ交流授業のねらいと全体イメージの共有

・学習テーマ、事前交流の方法、ＴＶ会議の内容につい　　　　て協議

4)議題

①あいさつ　＜静岡県義務教育課・林課長＞

②あいさつ　＜NPO法人　松本ゼネラル・プロデューサー＞

③参加者ご紹介

④ＩＣＴ交流学習の深め方、教材・教室環境、事前交流、ＴＶ会議、コラボノート

事前アンケートから＜コーディネーター：稲垣先生＞

⑤質疑応答　＜コーディネーター：稲垣先生＞

⑥最後に（実施にむけて）　＜ＮＥＤ杉沢部長＞

5)参加者（計２３名）

４月20日（水）、前日19日に開通したばかりのスバルラインを経て、富士山新五合目を視察してきました。

新五合目にはほとんど残雪もなく、強い日差しが降り注いでいました。来訪者はほとんどが外国人で、駐車場には観光バスが多数停まり、土産物を求める姿を多く目にしました。

３月２７日（日）、東京・六本木の国立新美術館で開催中の「はじまり、美の饗宴展　すばらしき大原美術館コレクション」を訪ねました。

大原美術館は、事業家大原孫三郎が、親友の画家小島虎次郎を記念して昭和５年に設立した、日本最初の西洋美術中心の私立美術館です。現在、富士山会議の高階秀爾副理事長が館長（第４代－２００２年～）を勤めておられます。

今回の展覧会は、エル・グレコの「受胎告知」を始めとしたピサロ、ゴーギャン、モネ、ドガ、モディリアーニ等の西洋画コレクションばかりではなく、古代エジプト、中東の美術品、岸田劉生、藤田嗣治等の日本画家による西洋画、民芸運動に関わった作家の版画、陶磁器等、多彩な作品群が紹介されていました。