石川遼さん

プロゴルファー
6歳の頃、父に連れられてゴルフ練習場に行ったのをきっかけに、ゴルフにのめりこむ。
2004年に、全国小学校ゴルフ選手権横尾要カップで優勝。
2007年、マンシングウェアオープン KSBカップにアマチュア枠でツアー初出場し、日本のプロゴルフ史上最年
少優勝を達成。世界最年少優勝記録(15歳245日)として、ギネス・ワールド・レコーズに認定された。
2008年1月10日、プロ転向を宣言。16歳3ヵ月24日で史上最年少のJGTOツアープロ、同時に史上最年少
のシード選手となった。
《主な優勝 *プロ転向後・2009年秋現在》
2008年 関西オープン、ABCチャンピオンシップ
2009年 ミズノオープンよみうりクラシック、サン・クロレラクラシック、フジサンケイクラシック、コカ・コーラ東海クラシック
《表彰 *2009年秋現在》
JGTO・最優秀新人賞(2008年)
JGTO・MIP賞(2007・2008年)
JGTO・ゴルフ記者賞(2007年・2008年)
JGTO・特別賞(2007年・2008年)
日本プロスポーツ大賞(2008年)
新語・流行語大賞(2007年、ハニカミ王子)
中学生の頃まで、僕は茨城県の古河ゴルフリンクスで練習をしていました。晴れた日にはここから富士山が見えて、いつも見守られているような気持ちになり練習に打ち込みました。
富士山といえば、2009年9月6日、富士桜CCで行われたフジサンケイクラシックでの優勝を鮮やかに思い出します。この勝利でワールドゴルフランキングは自己最高の47位となり、17歳11ヶ月20日での史上最年少でのランキングトップ50入りをはたすことができました。さらに「プレジデンツカップ」のインターナショナルチームに、キャプテンのグレッグ・ノーマンの推薦によって史上最年少で選出されました。この大会はタイガー・ウッズをはじめとするアメリカ選抜チームと、インターナショナル選抜チームが戦います。ここで僕は一生の宝物になる経験をしました。世界選抜の選手たちとコミュニケーションをとるなかで、世界の中の日本、日本を代表する自分を強く意識しました。
これからも富士山のように、「日本」を世界にアピールできる存在になれたらと思っています。