ニュース

有坂さん新刊!

book_arisaka061.jpg

タイトル 富士塚ゆる散歩 古くて新しいお江戸パワースポット
著者 有坂蓉子
出版社 講談社
価格 1,680円(税込)

 

今年初めて買った富士山本「ご近所富士山の謎」有坂蓉子さん著を読み終えた。
感想は「さらに富士塚のことを知りたくなった」。
そんなことを考えていたら、実は有坂さん続編も書かれていたのである。
その名も「古くて新しいお江戸パワースポット 富士塚ゆる散歩」。
即行で購入し、拝読。

帯には「富士山好き江戸っ子の「粋」に触れる不可思議史跡ワールド」とある。
前書「ご近所」を読んで、私がまず抱いた富士塚の印象は「不思議なるもの」であった。
言葉をあえて選ばないで言うと「富士塚は不思議である」という結論に至った。
どうしてあんな山作っちゃったんだろう?
その不思議山「富士塚」が江戸にたくさんある不思議さの二乗ぶり、
さらに江戸っ子の「粋」ぶりがこの本から伝わってくる。

富士山は女人禁制の山。
しかし禁制と言われれば言われるほど行きたくなる、登りたくなるのが性(さが)。
さらに近けりゃまだしも、遠いときたもんだ。
「べらんめい、行けネエのなら、作っちまおうぜ!」と
江戸弁で粋なことを考えた江戸っ子が作ったのが
粋な山富士塚だったとも有坂さんは本著で書かれている。

粋な江戸っ子が作った山に実際登ることを決め、
これはもうご本人に直接お会いしてお話を聞きたくて、ついに連絡を取ってしまった。
そのインタビューは3月に「223インタビュー」でご紹介します。お楽しみに!

supported by