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富士山と花見 番外編 「富士山にかかるバラの虹」

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* 写真提供:富士市

我国で最も古い物語が「竹取物語」らしい。
竹取の翁(おきな)が、竹の中から3寸余りの少女を授かり、
かぐや姫と名付け、美しく成長した。
姫は5人の貴公子から求婚されながらも、月の世界に帰っていく。

富士市には少し内容の違う「竹取伝説」が残る。

ある日のこと、翁が裏山へ竹を取りに行くと、1本の竹の根元が光っていた。
美しい娘に成長したかぐや姫は
真剣な愛を受けた国司と一緒に暮らすことにしました。
ある日、かぐや姫は突然国司に、
「今まで暮らしてきましたが、私は富士山の仙女です。
  富士山に戻らなければなりません。心残りですが、おいとましなければなりません。」
その後、悲しみにくれた国司は池に身を投げてしまう。

そんな伝説の残る富士市には
「かぐや富士」という
富士市オリジナル品種のバラがある。
その「かぐや富士」をはじめ、
国内外の41品種約2000株のバラが植栽されているのが
今回の旅の目的地「富士市広見公園」である。

この公園には、「富士にかかるバラの虹」をテーマに制作されたバラ花壇があり、
これから富士山とバラの競演が見頃を迎える。

富士市広見公園

住所 富士市伝法字土手内46-1
お問い合わせ 0545-55-3553
(財団法人富士市施設利用振興公社 公園事業課 管理事務所)
連絡先 0555-62-5587
詳しい情報 http://www.fuji-kousya.jp/park/

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