多くのメデイアが取り上げたので既に新しい名所になっているが、
JR東京駅の丸の内地下南口改札横に設置された
富士山の壁画を見に同駅を訪ねた。
先月リニューアルしたばかりの東京の玄関東京駅の丸の内駅舎の屋根には
雄勝石のスレートが使用されている。
今回の壁画も、津波の被害を受けた宮城県石巻市雄勝(おがつ)町の小・中学生らが、
硯(すずり)の原材料になる地元特産の同じ雄勝石のスレートを使い、
制作することになった。
使用にあたっては仙台市在住の雄勝石作家
齋藤玄昌實(げんしょうじつ)さんが
「地元の子供たちに雄勝石で壁画を作ってもらい、復興のシンボルにしてはどうか」と
JR東日本に提案し、実現する運びとなった。
壁画は縦約1・9メートル、横約2・5メートルで、
20センチ四方の雄勝石のスレート108枚を組み合わせて制作にあたった。
齋藤さんの原画に、地元の5小・中学校の児童・生徒150人が
12色の絵の具で朝日に照らされた富士山の図柄を描き、
復興への希望を表現しているとのこと。
ぜひ新しく甦った東京駅を訪れた際にはご覧頂きたい。
雄勝石復興プロジェクトサイト | http://www.facebook.com/ogatsuishi.fukkou |