たまたま立ち寄った茨城県近代美術館で片岡さんの生の作品を観ることができた。
直に観る富士山は踊るように目に映った。
どのように富士山を観るとこんな絵になるんだろうと、
その後片岡さんの作品集を購入し、彼女の歴史を探った。
どのように富士山を観るとこんな絵になるんだろうと、
その後片岡さんの作品集を購入し、彼女の歴史を探った。
型破りな構成、大胆な色使いなどにより、
当初は「 ゲテモノ」とも評されたらしい『 富士山 』 シリーズは、なんと60歳を過ぎてからの創作だそうだ。
当初は「 ゲテモノ」とも評されたらしい『 富士山 』 シリーズは、なんと60歳を過ぎてからの創作だそうだ。
年を重ね彼女は、若いころ酷評され抑圧された何かが弾けたのかも知れない
なんて思いながら作品集のページをめくった。
なんて思いながら作品集のページをめくった。
永遠のエネルギーを手にした気骨ある明治生まれの最後の女性画家は
最後までその情熱を失わなかったとある。
最後までその情熱を失わなかったとある。
「私の絵を見たら息が詰まるというような、そういう迫力の絵を描きたい 」と
生前彼女は語ったそうだ、
私もこの春の富士山を観て息が詰まってしまった。
生前彼女は語ったそうだ、
私もこの春の富士山を観て息が詰まってしまった。
ミュージアムデータ
茨城県近代美術館 | 〒310-0851 茨城県水戸市千波町東久保666-1 |
開館時間 | 9時30分~午後5時(休館日はホームページでご確認ください) |
公式サイト | http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/ |