「近江商人の三方よし」と言えば「買い手よし、売り手よし、世間よし」といわれ、
近江商人の活動の理念を表わしたもので、
現代の経営者にもその言葉を座右の銘にする方が多い。
この本では富士山を「登ってよし、眺めてよし、歩いてよし」の三方よしとしている。
ちなみに私にとって富士山とは、「感謝する、感動する、感激する」だ。
朝、富士山が見えるだけで感謝する気持ちになり、
これまでに何度も富士山の姿に感動させてもらい、
感極まり感激に涙することも多々あった。
数多く富士山旅本あれど、このタイトルには正直負けた。
まさに「買ってよし、読んでよし、他人に勧めてよし」な三方よしの旅本でございます。
みんなの富士山さんぽ―登ってよし、眺めてよし、歩いてよし。
(散歩の達人MOOK)
発行元 交通新聞社 (2013年5月)
価格 905円(税込)