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2月23日は富士山の日その二

自称「世界でただ一人のタワー評論家」の私がタイトルで買ったのが、2003年に出版された「太陽の塔」。当時この本の作者である森見登美彦さんの事など全く知らず書店で買ったが、この本がデビュー作だったと後から知った。
その後2007年『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を、2010年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞するなど、あっという間に人気作家の仲間入りを果たし、本棚に森見さんの本が増えていった。

膨大な数の本が出版される。日本著者販促センターのデータによると現在、1日に新刊は約 200冊出ていて1ヶ月にすると約 6,000冊、年間にすると約 7万冊もの新刊が出ているそうだ。その中で、一人の作家と出会うことは奇跡だと思っている。

そのタワーが縁で出会った森見さんの新刊が本屋に並んだので早速購入した。
「太陽と乙女」(新潮社刊)。タイトルとは全く関連性がないが、表紙には富士山が描かれている。
富士山好きな方は、ぜひご自身でも本を購入し、良く見て頂きたいのだが、この富士山が絶妙に素晴らしい。
富士山コレクターとしては、この富士山をぜひ自分用に書き下ろして頂きたいぐらいに惚れてしまった。
(すいません、内容が本とかけ離れていますね)
人生は素晴らしい出会いが全て、これは本にも当てはまる。
素晴らしい本との出会いは人生を豊かにしますね。

撮影 本人

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