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エイプリル 富士山 その2

2018年はどんな年かというと、横山大観(1868-1958)の生誕150年、没後60年を記念すべき年なのである。
東京国立近代美術館には少なくとも数回は通いたいと計画している。
何と言っても「大観と言えば富士」。
数多の画家が描く富士山だが、それでも「富士山と言えば」で称されるのは横山大観ただ一人である。

水戸の武家に生まれて、そのため強い愛国心を持っていて『富士は日本の象徴でなければならない』と語っていたという大観。
かつて大好きなテレビ番組「開運 なんでも鑑定団」に、鑑定対象が横山大観の作だという作品が持ち込まれた際、本人評価額1,000万円についた価格が3,000万円だったことが鮮明に記憶に残っている。
もちろん金額だけで大観を図ることなどもっての外には違いないが、番組を見ていて司会者による「open the price」掛け声があり、「一 十 百 千  十万 百万 三千万円」とスタジオがどよめいたのも覚えている。
10年ぶりの大回顧展。今からワクワクしています。

展示情報
東京国立近代美術館 2018年4月13日(金)〜5月27日(日)
京都国立近代美術館2018年6月8日(金)~ 7月22日(日)
公式サイト http://taikan2018.exhn.jp

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