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勝手に恒例 秋の読書月間 その二

ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)。
100マイル=160kmのアップダウンのあるコースを48時間かけて走る過酷過ぎるレース。

世界中が注目してしたこの超人レースは2012年に第1回目が開催。現在では、日本のクラシックトレイルレースとしての地位を確立している。

そしてこの本は、自らもトップトレイルランナーである鏑木毅とトレイルランの魅力にはまってしまった福田六花がUTMFを立ち上げるまでのドキュメントである。

今でこそ 100マイルレースと聞いても なんとなく理解できるが、日本には前例の無かった100マイルレースを立ち上げるための当事者による独白は心に突き刺さる。
読み始める前から大変なんだろうなとなんとなく予測していたが、読み進むにつれてやっぱり半端じゃない大変さがひしひしと伝わるのだ。

とにかく面白いの一言に尽きる一冊。

マラソンは出場したことはないが 読んだだけでも
マラソン好きにはたまらない本だろうなと読破。

富士山1周レースができるまで ~ウルトラトレイル・マウントフジの舞台裏(山と渓谷社刊)

832円(税込)

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