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富士山 ありがとう

2017年の最後の223マガジンで私は鎌倉に引っ越し、自宅からもかろうじて富士山が見えるようになったことを記した。
そして1年。自宅からの富士も、家からすぐの材木座からの富士山も満喫できた。
気候変動の影響なのか?台風が来る季節が以前より遅れている。9月末の台風は塩害なる被害にも及び、家に1本ある木の葉を全て散らしていき、風光明媚で知られる鎌倉光明寺の池の蓮も被害にあい、全て枯れ果て無残な姿だけが残っていた。
私の家は相次ぐ台風で崩壊した屋根を直した後だったので被害は免れることができた。
近所の家も瓦が飛んだりと後片付けが大変だったが、不幸中の幸いか、怪我人の報告はなかった。
台風が去った翌日 浜にもたくさんの漂流物があふれていたが、台風一過の青空の向こうに富士山が見えた。なぜか富士山の不動の姿に目頭が熱くなった。
嵐が吹き荒れても、土砂降りの雨が地上に新しい水筋を作ろうとも、富士山は変わらずそこにあった。
富士山はいつもそこにそびえる。
富士を見るだけで心が落ち着き、また頑張ろうと思う。

2018年も大変お世話になりました。
次の223マガジンは1月1日になります。
それではみなさま 良いお年を!

223マガジン編集長 鈴木重美

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