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富士山を街で探す〜街富士2020

ここ数年、新年を迎えるのは関西。京都からJR湖西線に乗り10分ぐらい、唐崎の駅が妻の実家。比叡山の麓の旧街道に位置する小さな街は今、明智光秀で賑わっている。光秀が比叡山を焼き討ちした後の復興の象徴である坂本城跡にも普段より観光客が訪ねていた。
さて、そんな街で見つけた看板がこちら。琺瑯(ほうろう)の看板は四隅が錆びていたが、しっかり家の柱に張り付いていた。
「富士山とヨット」で「富士ヨット」。どうらや学生服のメーカーのようである。
看板は少し古めかしいが、創業は1952年(昭和27年)、今でも現存するメーカーだ。本社は倉敷とある。
まだネットや通販のない時代、制服の営業がこのように街の小さい衣料店を回った名残だろう。
制服というとみなさんはいつの時代を思い出すだろう?
私の場合、小学校時代は私服、中学で詰襟、高校はブレザーにネクタイだったが、制服といえば、詰襟の印象が一番強い。
自由だった小学校から、初めての制服は詰襟だったので、首を締め付ける詰襟が少し窮屈だった印象が今でも鮮烈に記憶に残っている。

「富士山を街で探す〜街富士」。これは、この223マガジンを通じてのテーマです。
2020年も地道に更新していこうと思います。
ぜひ、みなさまからも街富士情報お待ちしています。
それでは2020年、いい1年にしましょうね。

撮影場所 滋賀県坂本穴太
撮影 本人

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