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祝い 223!(連載vol.483)

2011年2月23日連載のスタートはこんな感じでスタートした。

『223(フジサン)マガジン』編集長 鈴木重美です。
本日2月23日より、このコーナーを担当します。どうぞよろしくお願いします。
鉄道にはいろいろな楽しみ方があるそうです。
鉄道に乗って楽しむ「乗り鉄」。鉄道写真好きは「撮り鉄」、いくらでもジャンル分けでできますね。
そして富士山です。
富士山もまたたくさんの楽しみ方があります。富士山に登って楽しむ「登山富士」、
登らなくとも富士山を旅して楽しむ「旅富士」、美しい富士山の写真を撮影が趣味の「撮り富士」、ひたすら毎日富士山を、眺めることを至福する「愛で富士」。
そんな富士山の楽しみ方をこれから皆さんと一緒に見つけていければと思っています。
そしてこの『223マガジン』とは富士山のお宝なものの総覧です。
お宝の定義は「いろいろ」です。
文化的なお宝、楽しいお宝、驚きのお宝や我楽多(ガラクタ)なお宝。
さらに国のお宝、県のお宝もあれば、町内会のお宝、みんなのお宝、もちろん、自分だけのお宝もあると思います。
すなわち富士山を好きな人の数だけお宝はあるはずです。
現在、富士山は世界遺産を目指しています。
その文化を探していくのがこの『223マガジン』の主旨です。
富士山が世界に誇る文化の「いろいろなお宝」を一緒に発見・再発見していきましょう。

そして2020年2月23日。いよいよこの連載も9年目に突入。
さらに本日は令和初の天皇誕生日を今日本中が祝っている(もちろん世界中)。
改めてお気付きの方がいっらしゃるだろうか?
2月の連載から通し番号をつけた。
2月の1本目の連載はvol.481、そしてvol.482、今回がvol.483となる。
ここは我ながら天晴れと自画自賛させていただきたい。
最近は1ヵ月4本のペースなので、6月には連載500回になる(予定)。
比較するのもおこがましいが、1976年から2016年まで少年ジャンプで連載された
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」はコミック数200巻で連載回数は全1960話になるそうだ。作者の秋本治さんがインタビューに答えていたが、主人公の両さんが勝手に暴れてくれるのでネタには困らなかったそうで、そういう意味では富士山もネタには全く困らない。

毎年11月の勝手に恒例企画にしている「富士山関連本の読書月間」でも書いているが、良く富士山のネタが書けるのでなく、それだけ富士山ネタの本が尽きないだけだ。
もちろん日々歩きながらネタ探しをしている自分はいるが、今ではすっかり習慣になっていて、青と白のツートンカラーを街中で見つけるだけで視線が止まる。
話を戻そう。この『223マガジン』とは富士山のお宝なものの総覧だと書いたが、今でも全くそこにブレはない。
改めて今日というこの日を心のそこから祝いたい。
富士山の日おめでとうございます!

撮影 神島美明さん

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