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電子書籍派? それとも、リアル本派!(連載vol.492)

この連載でもお世話になっている本、ブック、書籍。小説から、随筆、旅行記に雑誌などなど。毎年の11月恒例の富士山本月間は自分にとっての楽しみの一つ。

最近のショックといえば、地元で100年以上続いた「鎌倉松林堂書店」(鎌倉市小町)が先月3月31日、営業を終了したこと。創業は、若宮大路沿いに店舗を構えていた明治時代までさかのぼるらしい。

関東大震災時に焼け出されたという記録が残っていたそうで、鎌倉のまさしく文化の象徴的存在で地元民に愛されてきた。9時から開店していることもあり、電車に乗る前にサクっと寄って、持ちやすい文庫本を買うことが多々あった。

残念の一言に尽きる。

さて、タイトルに戻ろう。

基本はリアル本である。しかし、決してデジタルを否定しているわけではない。物理的な問題(すでに書庫が満杯)もあり、なかなか本を買うことができない。1冊買ったら、1冊ブックオフで売らなければならないぐらいに追い詰められている。

ということで電子本。まあ、何と言っても見つけたらすぐ読めるのは最大のメリット。郵送の時間いらずだからね。

今回ポチりしたのは「富士山で暮らす、けったいな人々」。

2013年の夏シーズンに3ヵ月にわたり、8合目で70日間ガチなアルバイトをして過ごした奮闘記になっている。

本の存在は知っていて、かれこれ7年前の本なので読んだつもりになっていた。しかし先日ネットでブックハンティングをして、「あれ?これって読んだ記憶がない、もしかして読んでない」。ならばポチ!

速攻で読んだら、これがなかなか面白い。

二人の主人公はどうやら俳優ということは後から知ったが、一気に読了。

オススメします。

タイトル

「富士山で暮らす、けったいな人々 だいすけ&幸司の山小屋住み込み奮戦記」

著者 だいすけ&幸司

発行元 扶桑社

お求めは

Kindle 価格:¥330(税込)

https://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B00Q3XMNZS

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