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富士山の季節がやってきました

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こちらのガイドブックは「ガチ登山」系。
ひたすらてっぺんを目指すガイドである。
 

富士山本の傾向は大きく分類すると、
この「登り」系と「周囲の自然を楽しむ」系に分かれる。

そしてこのタイプはこの時期に集中して売れるのは当然のこと、
この本を買って、7月1日の山開きを心待ちに待つのである。

決してこの登山ガイドの悪口を言うわけではないが、
どうしても毎年の情報に大きな違いがないのである。

そういう意味からは「周囲」系は編集の視点などで年ごとに内容の差別化が図れる。
「登り」系本は毎年恒例の情報であっても登山系の人には関係ない。
やはり毎年購入してしまう。買わないとシーズンが始まらないのである。
(ちなみに私なんて登らなくても毎年買っている)
 

さあ、今年もこの登山ブックの季節が来た!
もうすぐ富士山登頂に挑戦する日がやってくる!
 
発行 エイ出版
発売 2013年5月
価格 945円

富士山の季節がやってきました

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表紙に輝く「世界遺産」の文字、既に決定ムードの大人旅。
特集の富士の名水には「若返る名水」とある。

効能云々でなく、私も富士山の水は若返ることもさることながら、
元気になる成分が含まれているように思えてならない。
時には市販の栄養ドリンクよりも効く感じがするのである。
(あくまでも個人的な見解です)
 

旅は若い人だけの特権ではないし、もちろん大人のためだけのものでもない。
しかし、いろんな楽しみ方を熟知した大人にとって富士山の楽しみ方はまた格別に違いない。
独断と偏見を許して頂けるなら富士山は大人が似合うと思う。
 
発行 三栄書房
発売 2013年5月
価格 880円

 

富士山の季節がやってきました

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「登ってよし、眺めてよし、歩いてよし」とサブタイトルがついている。
まさにその通り、それが富士山!

この本の特徴はそのタイトルにあるように
富士山を散歩の視点でとらえているところにある。
ページをめくってみても、近くの富士山と称した項では

石割山、三ツ峠山などの比較的簡単に登ることのできるコースを紹介してくれて嬉しい。
確かに毎年この季節になると富士山に登りたくソワソワしてくるのだが、
やはり富士山は富士山というだけあって敷居が高い、高すぎる。

登るためにはある程度の覚悟もいる。
しかしもっと身近に散歩気分で富士山を楽しみたいという人も多いはず。


特に私個人的に思うことだが富士山麓さんぽのページがいい。
「昭和レトロ編」として下吉田から月江寺界隈の散歩コースを紹介してくれている。
私も何度も足を運んでいるが、
見落としていた散歩コースが紹介してあったりと再び訪ねたくなった。
 
発行 交通新聞社
発行年月 2013年5月
価格 880円

続々富士山グッズが発売になっています!

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富士山と太陽を掛けて「Fuji-Sun」

その輝くシンボルマークと一緒に沢山の富士山商品が発売になっている。

この商品を製造販売する藤二誠は 1970年(昭和45年)に富士山の登山客に向けて、
登山記念の『はんこホルダー』を発売し大ヒットしたことから会社がスタートした
富士山とは切っても切れない会社である。
いわば富士山なくしては誕生しなかった会社と言っても過言ではない。

いよいよ運命の6月になった。

きっと藤二誠社も世界遺産登録の知らせを心待ちにしているに違いない。

この登録がきっと経済効果にもつながる。
経済界では今「アベノミクス」が評判だが、今後「フジノミクス」にも期待が高まるのだろう。

 
※商品の価格並びに販売している店舗は下記ホームページからご確認ください。
お問い合わせ 株式会社 藤二誠 (http://www.fujisey.co.jp/

名もなき富士山小皿

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毎日の暮らしの中で発見する富士山。
散歩の途中運良く富士山を発見するととても嬉しくなる。
それは買い物の途中でも一緒。

何気なく入ったお店で富士山の小皿を発見して無条件に手が伸びる。
もちろん値札を確認したけれども、レジに向かい、お買い上げ!
急いで家に帰り、食卓に並べるだけでたいそう気分が宜(よろ)しい!

食卓に浮かんだ富士を眺めつつ、
お気に入りの富士の銘柄の酒など呑んで、
休日を楽しむのがこれまた格別。

散歩しても、富士、呑んでも「富士な過ごし方」をなんとなく書きました。

大富士山展

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登録へのカウントダウンが近づくにつれて、多くのイベントが目白押しになってきた。
そのイベントは富士山のおひざ元だけに限らない。

遠く離れたここ九州でも「大富士山展」と銘打った展覧会が開催される。
この展覧会では、約1世紀の間、ほとんど人目に触れることなく
最高の環境で保存されていた世界で一番美しいボストン美術館秘蔵の
浮世絵コレクションをデジタル化し 、拡大し巨大な和紙に摺られた作品を展示。

日本初公開14点を含む19点すべてが、
ボストン美術館では一般公開されてないため貴重な機会となるとのことだ。

さらに望月義也コレクションから、歌川広重の「名所江戸百景」をはじめ、
渓斎英泉の「木曾街道六拾九次」や、
独自の表現手法で注目を集める写真家 テラウチマサトの富士シリーズ、
古典的な版画や金箔技法を用いた作品を制作している
ピーター A マックミランによる「新・冨嶽三十六景」など、
富士山をテーマにした作品を一挙公開する。

 
会期 2013年6月2日~7月8日
会場 ハウステンボス美術館(ハウステンボス内)
ハウステンボス公式 HP http://www.huistenbosch.co.jp/

富士山文化遺産登録祈願酒発売

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Photo by Masato Terauchi
 
「獺祭」(だっさい)ブランドで知られる旭酒造は、
富士山のユネスコ世界遺産登録を祈願した
「獺祭 磨き二割三分 富士山ラベル」 (720ml/6,000円)を
1,000本限定発売する。

売上げは全てユネスコ協会就学支援奨学金を通じて、
東日本大震災の遺児の就学費用にあてるとのこと。
 

この富士山ラベルは東京・京橋の東京スクエアガーデンにオープンした直営店、
「獺祭Bar23」のみで予約、購入できる。
 
商品のお問い合わせ 旭酒造株式会社山口県岩国市周東町獺越2167-4
TEL (0827)86-0120
ラベル撮影 テラウチマサト

富士山名作を読む!

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書店で本を選んでいるとつい無条件で手を伸ばしてしまうのが幕末モノ。
黒船来航、佐幕派と尊王派、勤王志士という単語には本当に弱い。

男は天下の幕臣であり、女は倒幕に命を懸ける男装の勤王志士。
そして吉川英治先生の作品とくれば面白くないはずがない。


この小説の設定は、対立する組織に属する男と女。
決して惚れてはならぬ敵同士の身。
ページを開いた1ページ目から最後の「完」という一字まで一気に読める名作。

そして富士山。
その富士が文中どのように関わってくるからぜひ実際に本を手にしてお楽しみください。

激動の幕末を生きた男女の悲恋を描いた超がつく、感動作。

世界遺産登録でそう言えば読んだな、
と思いだして再読した名著。
是非!
 
著者 吉川英治
発行 学研マーケティング

祝い!富士山ブック2013

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さあ、いよいよ山愛好家の胸をときめかせる季節がやってきました。
そうです。書店に富士山ガイドブックが並ぶ季節です。


6月にユネスコの世界文化遺産登録決定の吉報を待っている節目の年を迎えた富士山。
この夏も、富士山は色とりどりの登山ウェアやヘッドランプの光に彩られることでしょう。
ということで先ずはガイドブックの定番をご紹介します。

「富士登山はこれ一冊でOK! 」のキャッチコピー通り、
本当にこれ一冊で富士山を完全ガイドしてくれます。
さらにこのガイドの特徴は
ビギナー、上級者と登る方のレベルに併せての丁寧な説明をしてくれます。
 
出版元 山と渓谷社
価格 1,000円(税込)

GW沸きに沸いた富士山!

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何はともあれおめでとうございます。

富士山世界遺産登録を応援してくださる皆様からの
熱いメッセージが届いています。
 
しかし、ここで気を緩めることなかれ、
本登録の6月までまだまだやることはたくさんあります。

さらに本当に大切なのは登録後。
多くのメデイアが伝えていましたが、入山料の話も本格化するでしょう。
しっかり着実にまさに富士山に昇るが如く、
登録後を見据えた活動に向かっていきたいと思っております。

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