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富士山で祝う

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商品名 FUJIWAN
価格 一つ3,150円    ペア5,250円(共に税込)
サイズ (大)φ133×高55mm (小)φ120×高50mm
素材 陶器 made in Japan
お問い合わせ floyd
URL http://www.floyd.jp/

 

~ メシは雪 湯気は雲海 腹は空  富士に見立てた 茶碗で頂き ~

223マガジン63で醤油皿を紹介したので今回はお茶碗。
今年1月にご紹介した富士猪口のシリーズの茶碗である。
「茶碗」と書くと、どうしても茶器の総称に聞こえてしまう。

茶碗は本来お茶を飲む器がそのまま、ご飯を盛る器にも使われるようになったことから
“お茶碗”と呼ばれるようになった由来を持つ。
江戸時代までは一般庶民は飯や汁のための木製の“椀”を使っており、
写真にあるような陶磁器の食器を用いるようになったのは江戸時代になってからと言われている。

茶碗の呼び名で言えば「夫婦茶碗」も忘れてはならない。
二つ一組のものを「ペア」「一対」など呼ぶが、この「夫婦茶碗」と呼ぶ感性こそ
日本人ならではのものだろう。

通常夫婦茶碗は大小ペアになっている。
この富士碗もそうだ。
大きいサイズの「him」と小さいサイズの「her」の2種類があり,
2個セットの「couple」はまとめて1つの箱に入っている。

大小ペアで新しく二人で生活を始める二人にぜひとも、
こんなセンスいい茶碗を贈って欲しいものだ。

名もなき富士

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人は1日に1度は食卓に向かう。
そんな食事の主役は色とりどりの料理だろうが
肝心要(かんじんかなめ)の名脇役、
それは食器である。(主役という人もいるが)

スーパーで買ってきた惣菜をおしゃれな小鉢に移すだけで、
飯(めし)がディナーになる。
そんな名脇役中の名脇役と言えば醤油皿だと私は思っている。

日本の食卓になくてはならない際立つ存在、
そんな醤油を受ける醤油皿で、富士山の形をしたものを発見した。
晩酌に鯛の切り身を紫色の駿河湾に泳がせば、至極悦楽間違いなし。
散歩の途中、鎌倉の陶器屋で発見、即購入。
この皿が我が家にやって来て以来、食卓での富士山醤油皿の登場はほぼ毎日。
和食率も高まっているのは気のせいか?

銘柄やメーカー名の版はとくにないが、
そんな名もなき名脇役にたまらなく惹かれている。

フジチョコフジトモと

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商品名 テオブロマ Nippon 4個入り
価格 1,400円(税込)
お問い合わせ http://www.theobroma.co.jp/

 

2月も終わり、3月だと言うのにバレンタインネタで申し訳ない。
2月14日に頂いたチョコレートのパッケージは富士山。
以前ご紹介したおせんべいもそうだったが、富士山ネタお土産を頂くことが増えた。
「鈴木さんには富士山。」
そのように連想して頂けるようになれたと思うと正直嬉しい。

それにしても、チョコのパッケージに富士山である。
私以外、どんな人がこの富士山チョコを貰うのだろうか?
そんなことをつらつらと考えていたら、いたのである。

「鈴木さん、ボク、こんなチョコもらいました。いいでしょ!」と
ある友人が自慢気に出してきたのが、同じ富士山チョコ。
彼とは今年、共に富士山登頂を目指している、いわゆるフジトモである。
共に中年と呼ばれるのに全く抵抗のなくなったオヤジが二人。
今年もとりあえず、チョコをもらえた嬉しさとチョコのほろ苦さを噛み締めている。

中年とバレンタインチョコ!
見た目には少しシュールなシーンだ。
「富士山チョコは少し切ないビターな味がしたね。」と
どちらともなく感想を分かち合い、7月の富士山登頂を誓い合うのだった。

有坂さん新刊!

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タイトル 富士塚ゆる散歩 古くて新しいお江戸パワースポット
著者 有坂蓉子
出版社 講談社
価格 1,680円(税込)

 

今年初めて買った富士山本「ご近所富士山の謎」有坂蓉子さん著を読み終えた。
感想は「さらに富士塚のことを知りたくなった」。
そんなことを考えていたら、実は有坂さん続編も書かれていたのである。
その名も「古くて新しいお江戸パワースポット 富士塚ゆる散歩」。
即行で購入し、拝読。

帯には「富士山好き江戸っ子の「粋」に触れる不可思議史跡ワールド」とある。
前書「ご近所」を読んで、私がまず抱いた富士塚の印象は「不思議なるもの」であった。
言葉をあえて選ばないで言うと「富士塚は不思議である」という結論に至った。
どうしてあんな山作っちゃったんだろう?
その不思議山「富士塚」が江戸にたくさんある不思議さの二乗ぶり、
さらに江戸っ子の「粋」ぶりがこの本から伝わってくる。

富士山は女人禁制の山。
しかし禁制と言われれば言われるほど行きたくなる、登りたくなるのが性(さが)。
さらに近けりゃまだしも、遠いときたもんだ。
「べらんめい、行けネエのなら、作っちまおうぜ!」と
江戸弁で粋なことを考えた江戸っ子が作ったのが
粋な山富士塚だったとも有坂さんは本著で書かれている。

粋な江戸っ子が作った山に実際登ることを決め、
これはもうご本人に直接お会いしてお話を聞きたくて、ついに連絡を取ってしまった。
そのインタビューは3月に「223インタビュー」でご紹介します。お楽しみに!

223な日

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撮影 武藤裕也

 

笠をかぶって富士山おめでとう!

今日は2月23日、富士山の日。
そして私が編集長をさせて頂いている223マガジンの日。
皆様一緒にこの日を迎えることができ、誠にありがとうございます。

さて富士山の年齢はいくつくらいでしょうか?

簡単におさらいしてみよう。
今から約二千万年前、現在富士山を形成している一帯はまだ海の中。
富士山の原型が出現したのは、今から2~300万年前だと言われている。
何とも雄大な誕生のドラマだろう。その後10万年ほど前になって,
小御岳と愛鷹山の間で新しい火山ができる。この噴火こそが富士山の誕生であった。
その後、小さな火山は噴火と共に成長を遂げていくことになる。

すなわち、ざっと富士山は100,000歳ということになる。
私たちの前にいつも変らぬ姿を見せてくれる富士山。
しかし悠久な地球史ではまだまだ若いようだ。

私の話で恐縮だが、イライラすること、悩みごとがあっても、
富士山に向き合うだけでスゥーと消えていく。
本当に不思議なくらいきれいさっぱりなくなるのである。
特にこの1年、このように富士山のことを常に考え、
富士山ネタを探すようになって以来、その傾向が強いように思えてならない。

そんな富士山を世界遺産にする活動のお手伝いをさせて頂ける幸せをさらに噛みしめ、
皆さんと富士山と2月23日という日に感謝を捧げたい。

ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

ご使用には注意が必要 な富士山

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商品名 Fuji Love Glove
価格 777円(税37円)
サイズ Sサイズ 120mm×210mm
Lサイズ 140mm×230mm
お問い合わせ goodby market
design goodbymarket by tomohiro ikegaya
URL http://goodbymarket.com/

 

「ノックアウト!」

広辞苑で「ノックアウト!」という単語を調べると
「ボクシングで、競技者がダウンし、規定の10秒間が過ぎても試合の再開ができないこと。相手の勝ちとなる。」とある。

私はこの手袋を発見した時、まさに「ノックアウト」された。
さらにこの手袋に付けられたネーミングだ。
その名も「Fuji Love Glove」。
お見事!

「軍手」という作業用手袋をここまでファッショナブルに仕上げ、
さらに富士山にまで昇華させてしまったのである。

素晴らしいブルー生地に白い滑り止めがついた軍手だが、
使用にあたって、ひとつ注意事項がある。
アメリカでは、してはいけないことのひとつに中指を立てて、相手に示すという行為がある。
いわゆる喧嘩を売るに等しくなるからだ。

この軍手にはそんな中指を立てる寸前に、富士山が姿を表すしかけがある。
つまり、「ネエ、ネエ、見て!見て!」と相手の顔先に軍手を突き出す。
「ホウ~ら」と言いながら、おもむろに中指を突き上げ始める。
すると関節の小さな隆起に小さな富士山が現れてくるのである。
ここまでは富士山の話。

しかし、勢い余ってその指を全部立たせてしまうと、
相手には先ほどの失礼なポーズに見えてしまう可能性が生まれてしまう。
親しき仲にも礼儀あり。
先ほどまで和気あいあいとしていた関係が富士山をきかっけに険悪になってしまう。
そんなことにはならないと思いますが、ぜひ使用時にはご注意を!

モコモコフワフワで可愛い富士

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商品名 立体手袋「日ノ丸富士山」
価格 1,800円(税込)
サイズ W90mm × H115mm
お問い合わせ 密買東京
URL http://www.mitsubai.com/tokyo/index.html

 

極寒な日が続いている。富士山がかぶる雪も例年より多い気がする。
毎朝家を出る時、マフラーと手袋は必須アイテム。
玄関で「マフラーよし!手袋よし!」と
持ち物点呼して、気合いを入れ、北風に向かうのが日課になっている。

この手袋を発見した時、思わず口から出た言葉は「カワイイ!」
50歳を過ぎたオヤジが身に付けることができる手袋ではないことは百も承知だが、
勢い余って買ってしまった。

左手には日の丸右手には雪をかぶった富士山。
そしてその富士山はしっかり立体になっている。
さらにモコモコフワフワだ。

言ってしまえば「モコモコフワフワで可愛い!」のがこの商品。
勢い余って買うには買ったが、当然、非日常的な手袋になっている。
自分では普段使いできないので、ここはひとつ、この手袋のPR担当になって、
ぜひこの手袋を世間に広めたい。
もちろん掲載の許可は頂いたが、
PRについては自主的かつ、勝手にやっているに過ぎない。

自分では使い辛い手袋。
しかし眺めるだけで、ほっこりと暖かい気持ちになっている。

ご近所富士山の「謎」 富士塚御利益散策ガイド

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タイトル ご近所富士山の「謎」 富士塚御利益散策ガイド
著者 有坂蓉子
発行 講談社プラスアルファ新書
価格 980円

 

2012年も富士山本三昧になりそう。
今年1冊目の富士山本購入は、以前から気になっていたこの本。
「ご近所富士山の謎」である。

先ず、このタイトル「ご近所」という言葉に魅かれた。
私の家(横浜市内)からも今の季節、真白に雪化粧した富士山はとても良く見える。
しかし、「ご近所富士」とは少し口はばったい。
改めて表紙を見て、納得。
なるほど「富士塚」をテーマにした本らしい。

富士塚(ふじづか)は、富士山信仰に基づき、富士山そっくりに模して造営された人工の山のこと。
いわゆる富士山のミニチュア版。
そんな富士塚を著者の有坂蓉子さんはこよなく愛し、その史跡を巡っていらっしゃる。 

最初に富士塚ができたのは江戸時代と言われている。
当時、江戸でも富士参りする信仰が盛んだったが、一般庶民はおいそれとは行ける場所でもない。
そこで知恵と工夫の産物が身近な地元に富士山のミニチュアを作り、誰でも富士参拝が出来るようにした。
「早い、安い、美味い」はファーストフードキャッチコピーだが、
「早く(行ける)安く(行ける)縁起がいい(ご利益がある)」が富士塚だったようだ。

毎年、富士山の山開きの日には富士塚に登山する習慣もあるそうだ。
ぜひ今年の山開きの日を狙って挑戦したいと計画している。

富士塚の歴史、富士塚を眺める、登るポイントの解説が楽しめる「ご近所富士山の謎」、
ぜひページをめくって「謎」に迫ってください。

新春開運富士 その七

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お問い合わせ Floyd(フロイド)
URL http://floydonline.jp/

 

富士山に見立てたお猪口である。
逆さまにすると富士山に見えるユニークなアイテムである。
陶器のいいところはふたつと同じ物がこの世に存在しないところ。
釉薬(うわぐすり)の垂れ方でその表情に微妙な違いをもたらしてくれる。

この富士山盃もそんな逸品。
考えてみれば富士山も、雪の積り方は毎日違うわけであるから、
今日、目にしている富士山は今日限定の富士山とも言える。

まさにこの商品は一期一会の富士山を象徴している。
そんなコメントが商品にも添えられている。

お手元に届いた時に、どんな表情をした富士山か…
楽しみにお待ち下さい。

晩酌に、お酒を入れるもおつまみを入れるもあなた次第。
さぁ、どうしましょうかぁ?

(以上HPより引用)


このように手元に届いた時の富士山がとても楽しみ。
また富士山盃は桐箱に入っている。
箱を開けると富士山はまだ、わたの雲に包まれてるように見える。
この辺りの演出も実に憎い(但し桐箱入りは2個セットのみの扱い)

ぜひお手にして、富士山と一緒に酔って頂きたい。

新春開運富士 その六

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お問い合わせ 煎屋
URL http://www.sen-ya.co.jp/index.htm

 

「新春開運富士」ということで
1月中はお目出たい富士山お土産を特集している。
そんな私にお目出たいお年賀が届いた。

「鈴木さん、これいいでしょ?」と
友人がプレゼントしてくれたのが
この手焼きせんべい「冬富士」と「春富士」。

前々回、この特集でクッキーを絶賛したが、
クッキーより好物は、お煎餅(せんべい)である。

あの醤油の香ばしい香りとパリパリ感。
おやつによし、酒のお伴としても
これほど美味しいお菓子はないと思っている。
そんなお菓子の中のお菓子、富士山型煎餅である。

お煎餅の旨さは米、製法、タレ、の善し悪しで決まると言われているが、
さらにここに「手焼き」というキーワードと「職人」というこだわりがつくと
“絶品”という他はない。

鎌倉に住んでいた際も、小町通を歩いていると
あの香ばしい香りが漂ってくると無条件で買っていたほどだ。

ちなみに冬富士の白い部分は
砂糖味(ちなみに「春富士」の緑は抹茶味)になっている。
しょっぱさの煎餅と甘い砂糖味のコントラストがたまらない。

2012年煎餅の定番になりそな予感!

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