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富士トモ 3人目(連載vol.485)

2月から不定期に更新している“富士トモ”の連載。
富士山愛に溢れている人とその方が撮影した写真を紹介している。
今回の富士トモは長田明美さん。
ご主人の長田満さんは私が主宰している私塾の受講生だったというご縁。

ご夫婦で山梨県富士五湖の新築・リフォーム・不動産・別荘のご提案をしていらっしゃる。
つまり誰よりも富士山を熟知し、さらに富士山との暮らし方を知り尽くしているスペシャリストである。

時折長田さんのSNSにも絶景不動産情報が掲載されるので、「ああ、毎日こんな富士山見ながら暮らしたら至福だろうな」とか「羨ましい!」を連発している。
僕も鎌倉から富士山を撮影したりはしているが、レベルが違う
目の前にドーンとそびえる長田さんの撮影した富士山に、毎日感動させていただいている。
(長田さんのフェイスブックではほぼ毎日富士山の姿を見ることができる。もちろん見えない日もあるけど)
さて、身近なところからスタートしている“富士トモ“ですが、この連載も続きそうです。
撮影して送ってくれる方が少しずつ増えています。
感謝!
ということで、3月の“富士トモ”長田明美さんは、「富士山ときめき隊」「笑顔流筆文字教室」を主催したり、「富士山スペシャルタイム」を応援しております。

撮影 長田明美さん
撮影場所 富士吉田農村公園

長田明美さんのフェイスブック 
https://www.facebook.com/akemi.osada1

長田さんの会社情報はこちらをご覧ください。
http://www.e-osada.com

アイリッシュで乾杯!(連載vol.484)

先日、知り合いのBARで見つけた富士山ラベル。

アイリッシュウイスキーの代表格”JAMESON”。

オーセンティックなBARが好きだ。
普段はビール、ワインがメインだが、時に無性にBARに行きたくなる。
地元鎌倉にも数軒、仕事場の京橋にもお気に入りの店がある。
BARは不思議だ。
目的はもちろん酒を飲むことにあるが、酒以上にBARのマスターに会いに行くようなところがある。
『久しぶり、どう?』なんて短い会話をして、その店で流れる音楽を聴く。
BARでの好みは1年を通してジントニックやマティーニ。
ウイスキー系はあまり飲まないが、この日ばかりは注文しました。

『ジェームソン ジャパン リミテッド 2018』の日本限定ラベルがこちら。

公式サイトの説明によるとブランド史上初となる一ヶ国限定のジェームソンのデザインボトルだそう。

ラベルアートにも日本人アーティストを起用、
YU SUDA(ユウ スダ)さんは日本の伝統とブランドを見事にコラボレーションしている。

ラベルをじっくりと鑑賞したあとは乾杯!

Cheeeers!

JAMSON 公式サイト
https://www.jamesonwhiskey.com/ja-JP/

YU SUDAさんの公式サイトはこちら
http://uyudas.jp/

撮影場所 Ants. Meals & Coffee Bar (辻堂)

撮影 本人

祝い 223!(連載vol.483)

2011年2月23日連載のスタートはこんな感じでスタートした。

『223(フジサン)マガジン』編集長 鈴木重美です。
本日2月23日より、このコーナーを担当します。どうぞよろしくお願いします。
鉄道にはいろいろな楽しみ方があるそうです。
鉄道に乗って楽しむ「乗り鉄」。鉄道写真好きは「撮り鉄」、いくらでもジャンル分けでできますね。
そして富士山です。
富士山もまたたくさんの楽しみ方があります。富士山に登って楽しむ「登山富士」、
登らなくとも富士山を旅して楽しむ「旅富士」、美しい富士山の写真を撮影が趣味の「撮り富士」、ひたすら毎日富士山を、眺めることを至福する「愛で富士」。
そんな富士山の楽しみ方をこれから皆さんと一緒に見つけていければと思っています。
そしてこの『223マガジン』とは富士山のお宝なものの総覧です。
お宝の定義は「いろいろ」です。
文化的なお宝、楽しいお宝、驚きのお宝や我楽多(ガラクタ)なお宝。
さらに国のお宝、県のお宝もあれば、町内会のお宝、みんなのお宝、もちろん、自分だけのお宝もあると思います。
すなわち富士山を好きな人の数だけお宝はあるはずです。
現在、富士山は世界遺産を目指しています。
その文化を探していくのがこの『223マガジン』の主旨です。
富士山が世界に誇る文化の「いろいろなお宝」を一緒に発見・再発見していきましょう。

そして2020年2月23日。いよいよこの連載も9年目に突入。
さらに本日は令和初の天皇誕生日を今日本中が祝っている(もちろん世界中)。
改めてお気付きの方がいっらしゃるだろうか?
2月の連載から通し番号をつけた。
2月の1本目の連載はvol.481、そしてvol.482、今回がvol.483となる。
ここは我ながら天晴れと自画自賛させていただきたい。
最近は1ヵ月4本のペースなので、6月には連載500回になる(予定)。
比較するのもおこがましいが、1976年から2016年まで少年ジャンプで連載された
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」はコミック数200巻で連載回数は全1960話になるそうだ。作者の秋本治さんがインタビューに答えていたが、主人公の両さんが勝手に暴れてくれるのでネタには困らなかったそうで、そういう意味では富士山もネタには全く困らない。

毎年11月の勝手に恒例企画にしている「富士山関連本の読書月間」でも書いているが、良く富士山のネタが書けるのでなく、それだけ富士山ネタの本が尽きないだけだ。
もちろん日々歩きながらネタ探しをしている自分はいるが、今ではすっかり習慣になっていて、青と白のツートンカラーを街中で見つけるだけで視線が止まる。
話を戻そう。この『223マガジン』とは富士山のお宝なものの総覧だと書いたが、今でも全くそこにブレはない。
改めて今日というこの日を心のそこから祝いたい。
富士山の日おめでとうございます!

撮影 神島美明さん

成田空港で見つけたお土産(連載vol.482)

成田空港のラウンジで発見したステッカー。
最初に思ったのは誰向けへのお土産だろう?
しかし、答えはすぐ出た。
日本での観光を終えて、出国ラウンジに向かうであろう人たちがこのステッカー売り場に群がっていたからだ。
写真は富士山デザインのみを狙って撮影しているが、このステッカー群が壁一面に広がっている。その数や、ざっとカウントしただけでも100アイテムどころではない。いかにも日本をイメージする神社仏閣や、観光地、さらにアニメキャラクターが販売されている。金額も数百円なので、皆さん数種類は購入しているように見受けられた。
そういえば昔、旅行用のスーツケースに渡航した国のステッカーを買って、ベタベタと貼っていたのを思い出した。
ステッカーって1枚貼ると何というか、常用性みたいな魔力があるいうか、
スペースがなくなるまで貼り続けるアイテムだと思ったりして。(僕だけでしょうか?)
最近でも自分のパソコンにお気に入りのステッカーを貼っている人をよく見かけるし、それも行儀よく1枚のステッカーを貼る人よりも、ベタベタと多くのステッカーを貼る人が多い(特にMacユーザーに)。
ということで成田で発見した富士山ステッカー。
今度成田空港に行く機会がありましたら、ぜひ1枚お気に入りの富士山を探してみてください。

撮影場所 成田空港
撮影 本人

富士トモ お二人目 (連載vol.481)

今回からタイトルの表示と一緒にナンバリング(連載回数)を表記してみた。番号は連載1回目を2011年2月にスタートして、いよいよ500回が見えてきたので、少しその意気込みをお伝えしたいという気持ちの表れである。
さてそして、1月からスタートした富士トモである。
富士山を通じて、富士山の撮影を通じて仲間になった友達を紹介していくシリーズ。
ますます富士山の輪を広げていきたいと思います。ぜひ素晴らしい写真をご覧ください。
今月の”富士トモ”は武藤裕也さん。
武藤さんもまた前職の写真教室時代から仲良くさせて頂いている写真家の一人だ。
彼は30歳の時サラリーマンから一転、写真家になった経歴の持ち主。それまでの経験を活かし、撮影に関したショップコンサル、原稿執筆、講師など広く活動されている。
彼との思い出も数多くある。早朝の日の出を撮影しようというワークショップでは「そもそも、その時間だと電車の始発がなく、誰も来れないじゃないか?」なんていう企画をしたり、朝活写真部を結成したはいいが、二人とも早起きが辛くて数回で廃部したりと、まあ楽しい時間を共有した。
そんな武藤さんが得意とするフィールドで撮影した富士山の写真がこちら。
武藤さん、さすがです。
写真ご提供ありがとうございます。

★自薦他薦問いません。
 こちらであなたが撮影した富士山写真を発表しませんか?

撮影 武藤裕也
武藤さんのページはこちらをご参照ください。
https://muto.photowork.jp/entry/shootingstar2020

富士トモ

富士山を通じて、
富士山の撮影を通じて仲間になった友達を紹介していくシリーズ、”富士トモ”をスタートします。

写真に携わる仕事を10年近く続けていて、SNS上の友達も実は写真繋がりの方が一番多い。
時折写真を提供していただく宮崎泰一さんを始め、名前は出さないが、私のこの連載を継続できるのは、特に山梨、静岡に住む写真愛好家の皆様のおかげである。

そんな仲間の素晴らしい写真を定期的に紹介していこうという企画になる。

お一人目は中村一子さん。
前職の写真教室時代から仲良くさせて頂いている写真家の一人だ。

ご自身の作家活動と中村さんが主催する写真ブランドmi-na は女性を中心に大きな支持を集めている。
そんな中村さんが撮影した写真がこちら。イヤー、さすがの一言です。

中村さん曰く

『富士山が大好きで定期的に写真を撮ったり、また地元で織られた生地で製品を作らせて頂いたりしているとのこと』

天晴れな富士山としか言いようがない。
と言うことで富士トモ一発目は中村一子さんでした。

撮影 中村一子

中村一子さんのブランドはこちらをご参照ください。
http://www.mi-na.co.jp/fs/mina/c/

箱根の山は、天下の嶮(けん)

正月といえば「駅伝」を挙げる人がいる。2日の往路、3日に復路があり、前年大会でシード権を獲得した10校と予選会を通過した10校に関東学生連合チームを加えた21校が出場し、大手町のゴールを目指す。
私も毎年の楽しみにしていたが、2017年からは施設イベントが1月3日になり、復路のテレビ観戦は叶わないが、それでもその施設の前が駅伝のコースになっているため、その生の迫力を感じる楽しみに変わっている。
コース的には10区、ほぼ優勝校が決まっている場所なので
いよいよビクトリーランになろうとしている選手が一気に駆け抜けていく。2020年は青山学院の最終ランナー湯原慶吾(2年)選手の激走を見送ることができた。
その駅伝事務局から施設掲示用にポスターが配布される。そのポスターがこちら。
「駅伝」というひときわ大きく力強い文字と重なるのは富士山の雄姿。
往路ではその日の天気情報と合わせて、富士山が「見える」「見えない」が番組中、何度も伝えられる。
往路で目指すのはもちろん箱根だが、選手はきっと富士山を目指して走っているのではないだろうか?
「箱根の山は、天下の嶮(けん)」と歌われた時代にはまさかその急勾配を走るレースが行われるとは想像していなかっただろう。作詞家の鳥居忱(とりいまこと)さんもびっくりに違いない(瀧廉太郎さんは作曲)。
青学が2年ぶりの優勝で幕を下ろした2020年の駅伝。これからも数多くのドラマが続いていくに違いない。

月並みな言い方で申し訳有りませんが、感動をありがとうございました。

撮影  本人

富士山を街で探す〜街富士2020

ここ数年、新年を迎えるのは関西。京都からJR湖西線に乗り10分ぐらい、唐崎の駅が妻の実家。比叡山の麓の旧街道に位置する小さな街は今、明智光秀で賑わっている。光秀が比叡山を焼き討ちした後の復興の象徴である坂本城跡にも普段より観光客が訪ねていた。
さて、そんな街で見つけた看板がこちら。琺瑯(ほうろう)の看板は四隅が錆びていたが、しっかり家の柱に張り付いていた。
「富士山とヨット」で「富士ヨット」。どうらや学生服のメーカーのようである。
看板は少し古めかしいが、創業は1952年(昭和27年)、今でも現存するメーカーだ。本社は倉敷とある。
まだネットや通販のない時代、制服の営業がこのように街の小さい衣料店を回った名残だろう。
制服というとみなさんはいつの時代を思い出すだろう?
私の場合、小学校時代は私服、中学で詰襟、高校はブレザーにネクタイだったが、制服といえば、詰襟の印象が一番強い。
自由だった小学校から、初めての制服は詰襟だったので、首を締め付ける詰襟が少し窮屈だった印象が今でも鮮烈に記憶に残っている。

「富士山を街で探す〜街富士」。これは、この223マガジンを通じてのテーマです。
2020年も地道に更新していこうと思います。
ぜひ、みなさまからも街富士情報お待ちしています。
それでは2020年、いい1年にしましょうね。

撮影場所 滋賀県坂本穴太
撮影 本人

あけましておめでとうございます。

令和初の正月。

昨年の元旦、来年は天皇の誕生日は2月23日になると記したが、今年はついに富士山の日が天皇誕生日になる。
2月23日、富士山の日にますます注目が集まるに違いない。

富士山の話題と言えば、富士山麓から五合目までを結ぶ「富士山登山鉄道」構想が発表され、いよいよ現実味を帯びてきた。
ちょうど1年前、長崎知事は、知事選で、登山鉄道構想の検討を公約に掲げて当選しての、その実行に向けて、動き出した形になる。

富士山に登山鉄道を建設するという話は、100年前から繰り返し発表されている。とりわけケーブルカーについては、戦前、何度となく申請がされたものの、いずれも実現に至ることなく立ち消えとなっている。
ぜひ実現して欲しいし、私もこの223マガジンでその行方を追いたいと考えている。

初夢は富士山登山鉄道と言うことで、2020年も引き続き、富士山世界遺産国民会議と223マガジンをよろしくお願い申し上げます。

皆様にとって今年が素晴らしい1年でありますように!

223マガジン 編集長 鈴木 重美

※写真は2020年正月のものではありません。

撮影:本人

ゆく富士 くる富士

令和になり、日本で初のラグビーワールドカップが開催された2019年がまもなく終わる。
台風の被害はまだ日本各地に深い影を落としている。
私の住む鎌倉も被害が多く出た。
私自身は15号の際、家屋と自動車が破損、車は戻って来たが、家の修理は目処が立たずに年を越す。
しかし住む場所があるだけでも感謝する気持ちになるほど日本中で被害は甚大だ。

15号が去った翌日、台風一過で晴れた浜辺から富士山が見えた事はすでに書いたが、日々癒してくれる自然も時に牙を剥く。つくづく自然の前で人は無力だ。

鎌倉を走る国道134号はその一部は箱根駅伝としても有名だが、そちらも被害を受けている。

その全線開通は1965年だそうだが、台風が来るたびに稲村ヶ崎のあたりは被害があり、通行止めを余儀なくされる。

人間の考えたアイデアは半世紀ももたないのだろうか。

1年を振り返ると大変さだけが記憶に残る感じもするが、それでも新しい年に希望を持ちたい。

富士山の景色を探した1年だったが、先日行きつけの古本屋て未使用品のポストカードセットを見つけ、購入した。

買った人が記したのだろうか?
ポストカードの外袋には、「38.8.25」とメモ書きがされていた。
確証はないが、きっと昭和38年に富士山を旅行された方が記念に買われたのだと思う。

人の作ったものは半世紀もたないかもしれないが、思い出は永遠だ。

今年も一年間お読みいただき、誠にありがとうございました。
来年も皆様にとって素晴らしい日が訪れますように

223マガジン編集長 鈴木重美
撮影 本人

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