私にとって富士山というのは魂のよりどころです。富士山は、古来より日本の象徴的な存在として君臨していますよね。江戸時代には、葛飾北斎の「富岳三十六 景」の題材として登場します。やはり日本人の心のどこかに、魂を支える象徴として存在しています。静岡県人自体は、あまり富士山をありたがってないんですね。それは、あまりにも身近に富士山があたりまえのようにあるからです。私は静岡県島田市出身なのですが、小さい頃から、富士山を意識していたわけではあ りませんでした。でも、東京に仕事で住むようになってから、東京から見る富士山、都会のビル郡を通してみる富士山を見て、大きく意識が変わりました。 「あ、自分の故郷だ」と心打たれるものがあったんですね。「富士山は日本人の魂」であるということを認識しました。富士山会議の若者の、このような活動は 応援していますので、是非頑張ってください。目標が達成されたらいっぱいやりましょうね。