ルー大柴さん

タレント
1954年1月14日生まれ。
タレント、俳優。立教高等学校(現立教新座高等学校)卒業。勝新太郎が主宰した「勝アカデミー」を経て、ドラマ『俺たちの朝』で俳優としてデビューする。1989年、関根勤主宰の劇団『カンコンキンシアター』の旗揚げに参加し、その独特のキャラクターが脚光を浴びる。カツラメーカー「アデランス」のCM『トゥギャザーしようぜ!!』のフレーズが有名。1992年、第29回ゴールデン・アロー賞芸能新人賞受賞。2007 年初頭頃から本人のブログが話題となり再びブレークした。みんなのうたにも起用された自身のCDがきっかけでワンガリ・マータイが提唱した MOTTAINAIプロジェクトに賛同している。
富士山は日本が誇れる山なのに何で世界遺産にならないのかなーって思っていたのですが、テレビで心無い人が産業廃棄物や一般廃棄物を捨てるという現状をウォッチして、これはブログでルーマニアあるいはニュールマニアに呼びかけなきゃというのが発端です。
家 に帰ったら、思った以上にコメントが来ていて、「ルーさんそうお考えなのですか。私もそう思います」と多くの人に賛同していただきました。でも私は現状を 知らずに言うだけ番長だったので、1回見に行こうと思っています。そしてアイズでルックしてもう一度考えて行きたいなと。実際に7月21日に樹海の方に 行って野口健さんにティーチして頂きながら清掃活動をする予定です。
私自身、富士山とは深い縁があります。「大柴」という名前は母方の姓で、ルーツを辿ると韮崎の近くなのです。親戚がいて小さいときから山梨に行って、富士山を見ていました。
あと、私が外国を放浪するときに持って行ったのは、富士山のポストカードと舞妓さんのポストカードと相撲のポストカード。あちらでお世話になった人たちにプレゼントしていました。
富士は日本一の山♪なんて歌もあるけれど、新幹線で大阪に行くときに見るとあの偉大さに圧倒されます。だから富士山をみると自分なりに「よし、やらなきゃ!」と思うことが若いときからありまして・・・色々エネルギーをもらうことが多いです。
こ のような素晴らしい富士山が世界遺産にならないのは、やっぱりダーティーだったり、マナーとか、それから自然環境の認識とか、そういうカルチャー、文化が 非常にプアーだったりということだと思います。私は「もったいない」という歌を歌っていますが、本当にもったいない気持ちです。今の世の中モノが有り余っ ているわけで、私も含めて非常に無駄が多い。それを対処できなくて、「山に捨てりゃわかんないだろう」と、自動車だとか、冷蔵庫だとかを捨てている。ああ いうものは腐るんですよね。やっぱり国をあげてこういう問題と向きあっていかないといけない。恥ずかしいことですよね。
日本が誇れる山なのに、平気でポイ捨てをしてしまう日本人。それはやっぱり教育だと思うのです。小さいときから学校の授業で自然環境の大切さを学べるようにしたほうがいい。日本一の山、富士山の問題を通して学んで欲しいですね。