片山晋呉さん

プロゴルファー
2歳半でゴルフに興味を持ち始め、中学時代にジュニア大会優勝。ゴルフの名門・水城高校に通いながらナショナルチームにも所属。日本大学へ進み、日本アマやマッチプレー、日本オープン・ベストアマなど33勝のタイトルを獲得。ゴルフ人生をかけた椎間板ヘルニアの大手術を乗り越え、 '98年サンコーグランドサマーにてプロ初優勝。'00年には年間5勝を挙げて賞金王に輝き、04年、05年、06年、と賞金王を重ね、08年、遂に悲願 の史上7人目の永久シード選手となり、08年度の賞金王にも輝いた。ツアー通算26勝。
3打差で迎えた最終18番ホール。

「あの富士山のように。今日はでっかいゴルフができたと思う」

そう、日本一の山、富士山の頂上を指差した。



2006年のフジサンケイクラシック(富士桜カントリー倶楽部)での優勝、史上4番目の若さでツアー通算20勝目に到達した、節目の試合でした。



2歳半でゴルフクラブを持ち、5歳でコースデビューを果たした幼い日の私は、人生の夢、ゴルフ人生を思い描きました。

賞金王、日本ゴルフツアー永久シード権、そしてマスターズ・トーナメントでのリーディングボードへ。

どれ一つとっても、とても難しい、簡単に得られるようなものではないコトです。それは、まるで富士登山のようなもの。



大きな怪我に苦しめられながら、5回の日本国内賞金王を獲得し、日本ツアー通算26勝し、史上7人目の永久シード権を獲得。さらに、私はマスターズ・トーナメントでの日本人最高成績という頂に、登頂することができました。

私は夢をすべて叶えました。

そして、燃え尽きました。



富士山頂への道のりは、険しく長い。

私の夢への道も、とてつもなく険しい長いものでした。

そして、富士山の世界文化遺産への道も、とても長いものです。

私の第二のゴルフ人生、新しい片山晋呉は、

富士山の世界文化遺産への登録と一緒に花開きます。



私も、富士山を世界文化遺産にします!