佐藤富雄さん

生き方健康学者/作家/写真家
ルーマニア名誉領事・作家・写真家・口ぐせ理論実践塾塾長、ヒューマンギネス倶楽部主宰、スピル・ハーレット大学(ルーマニア)教授 。
栄養生化学者、健康科学者として長年にわたって人間のからだや健康のあり方を、抗老化(アンチエイジング)に焦点をあて追求。
「生き方健康学」を学び、いつまでも生き生きと素敵に加齢するオプティマルエイジングを実践する会「ヒューマンギネス倶楽部」を主宰する。
また、大脳・自律神経系と人間の行動・言葉の関連性に着目した独自の「口ぐせ理論」を独自に提案。
サイエンスをベースにした明快な理論と誰もができる実践方法が支持され、数々の著書や講演・セミナーで大反響を呼ぶ。

Dr.佐藤富雄 公式サイト http://www.hg-club.jp/
富士山の表情は生きている

富士山をユネスコ世界遺産に!という思いは富士山を知り、富士山を愛する人々にとって体が熱くなる願いだといえます。
私は熱海に住んでいて、写真家でもあるので、富士山が白い冠をつけ始める初冬から晩春まで、日々表情を変える雄大にして美しく、神々しい富士山を撮っています。
富士山の美しさは、周辺の風景と見事に調和しそれぞれ異なった表情を覗かすのが特徴です。大観山から、眼下に芦ノ湖、遠くに朝焼けした冬の富士山は言葉に言い尽くせません。精進湖からの夕暮れ時の富士山は時として猛猛しさを現します。
富士は湖を衣のようにつかい、己が美しさを主張しています。河口湖からの富士山、田貫湖からの富士山、それぞれ表情が違います。
富士山ほど、写真家に限りない撮影スポットを与える山は少なく、風景写真家の心を魅了してやみません。