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富士山世界文化遺産登録10周年記念式典が開催されました。

富士山の世界文化遺産登録が決定して10周年を迎えた6月22日に、東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内)で富士山世界文化遺産登録10周年記念式典が開催され、約400名が参加しました。式典では、山梨県長崎幸太郎知事と静岡県川勝平太知事が、「未来に向け両県が連携し、古から引き継がれた顕著な普遍的価値を守り伝えながら、世界に冠たる地域への発展を目指す」とする共同宣言に署名しました。富士山世界文化遺産学術委員会委員長を務める富士山会議青柳正規理事長は、「世界遺産としての富士山」と題して基調講演を行い、「富士山は日本人の心の支えとなっていて、信仰の対象、芸術の源泉として世界に認められている富士山を将来の世代のためにも保全し続けることが必要だ」と語りました。富士山会議小田全宏運営委員長がコーディネーターを務めたパネルディスカッション「富士山から発信する持続可能な社会の実現」では、環境保全や信仰文化の伝承の重要性について意見が交わされました。

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