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静岡県富士山世界遺産センター「富士山の曼荼羅」展開催中

静岡県富士山世界遺産センターでは、11月24日(日)まで、富士山本宮浅間大社蔵「富士曼荼羅」(国指定重要文化財)をはじめとした、富士参詣曼陀羅の代表作4点の高解像度複製(原寸)を一堂に集めた企画展を開催しています。主に16~17世紀に描かれた、富士山への信仰登山を描いた宗教的な案内絵図は、すべて富士山表口(大宮・村山口登山道)から見た景観を描く構図となっていますが、それは東海道を利用する道者たちの多くが、富士山表口から富士山へと参詣していたことによります。https://mtfuji-whc.jp/exhibition-2/SKM_C25819101511260

また、現代日本画を代表する山口晃氏の「富士北麓参詣曼陀羅」(山梨県立富士山世界遺産センター蔵)の原画が特別出品されます。駿河国、甲斐国のそれぞれから描かれた富士参詣曼陀羅の初共演をぜひご覧ください。

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