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「平和への思い 葛飾北斎の赤富士に乗せて」

平和のオブジェ.JPG
墨田区役所のこのオブジェは、約9万羽の折り鶴を使用して制作されています。
幅約7.5m高さ約13.4mの壁面に飾られています
2014年は、葛飾北斎の生誕の地「墨田区」の25小学校と「台東区」の19
小学校で富士山キッズ・スタディ・プログラムの実施が内定しています。
写真のオブジェは、墨田区役所1階正面玄関横の壁面にあります。平成27年
2月まで、一般鑑賞できます。墨田区役所は地下鉄銀座線「浅草」で下車して徒歩7分、
吾妻橋をわたって来ますとアサヒビールのビルとスカイツリーの間に見えるビルです。
墨田区役所の地図は、ここから
墨田区25万人の平和メッセージ「平和のオブジェ」
2013年、「富士山」が世界遺産に登録されました。世界遺産は、
今を生きる世界中の人々が過去から引き継ぎ、
未来へ守っていかなければならない人類共通の財産であり、
平和への希求を訴えていく上で重要なものも登録されています。「富士山」は国内外から日本の象徴として広く知られており、
現在、数多くの外国人観光客が訪れて交流も行われるなど、
国際理解の促進、ひいては世界平和へ貢献しています。
また、「富士山」は、過去から現在まで数多くの芸術作品の題材とされ、
芸術面でも大きな影響を与えてきました。
その代表作の一つが、墨田区で生まれ、
世界に誇る偉大な芸術家・葛飾北斎が描いた「凱風快晴」(通称:赤富士)です。江戸時代に生きた北斎の「凱風快晴」に、今を生きる墨田区民が平和への願いを込めて鶴を折り、未来に「平和への思い」を伝えていきます。
本作品は、赤富士の部分をそのまま切り出し、
白鳩が桜の枝を運ぶ姿を大きく表現しました。
墨田区の木である桜を平和の象徴である白鳩が運ぶことで、
墨田区に平和をもたらすことをイメージしています。

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