富士山開山をめぐる祭事や式典、観光協会のスマホアプリなど、霊峰富士の地元が新たな試みを始めている。

世界遺産富士山の静岡県内３登山道が全面開通する７月１０日を前に、富士宮市の富士山本宮浅間神大社で２８日、プレイベント「富士開山まつり」が開かれた。

JAXAは２７日、５月に打ち上げた陸域観測技術衛星「だいち２号」が撮影した初画像を公開した。

世界遺産三保松原の松原の保全を進めるため、静岡市は本年度末までに松林に特化した管理基本計画を策定する。

富士急行が運営する富士山エリアの情報を発信するウェブサイト「フジヤマNAVI」が富士山世界遺産登録１周年に合わせて実施した全国意識調査で、富士山の世界遺産登録の認知率は全国で９６．２％に達した。

川勝平太静岡県知事は26日、条例による富士山の登山計画書の提出義務化を検討していく方針を表明した。

7月1日の富士山の山開きを前に、山小屋の人日がピークを迎えている。

山梨県や富士吉田市などでつくる富士山安全指導センター運営協議会は26日、富士山の登下山道調査を行い、山開きの7月1日に吉田口登山道を頂上まで全面開通させることを決めた。

富士山の山梨県吉田口登山道で25日、7月1日の山開きに向け、山小屋関係者らが雪かきをした。県は26日に登山道を調査、頂上まで安全に登れるかを判断する。

シリーズ第5弾。富士山が世界遺産になって1年、多くの外国人が訪れた富士北麓地域。富士山を後世につなぐ取り組みは“世界基準”に至っていない。富士山世界文化遺産学術委員の田畑貞寿さん、文化庁主任文化財調査官の本中真さんに今後取り組むべき方向性を聞いた。