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静岡県と仙台市の小学校を結び共に学ぶ交流授業!コラボ新聞

静岡県と仙台市の小学校を結び共に学ぶ交流授業.

ICT学校間交流授業のコラボ新聞が発行されました。

認定NPO法人富士山世界遺産国民会議、富士(ふじ)の国(くに)”づくり推進会議(静岡県・山梨県)では、未来を担う子どもたちが富士山の文化的価値を知り、「富士山を大切に考える」大人に成長してくれることを願って、2014年度に静岡、山梨両県の全小学校に教材「富嶽三十六景で学ぶ 江戸に栄えた町人文化」を配布、教材を利用した授業の実施を促進してきました。この教材は授業で活用できる映像クリップのほか、葛飾北斎の「富嶽三十六景」全46景のデジタル画像等で構成されており、社会科や総合学習の時間に使われています。

今年度実施する交流学習は、ICT機器を活用して共に学び合う「協働学習」が注目されている現在、富士山の見える地域の小学生と、地理的に離れた地域の小学生とが、富士山や、日本の伝統文化について情報交換し、同じ教材を使って学習を深め合う、先導的な教育実践として企画されたものです。

1学期にはお互いの学区自慢などからスタートし、最終的な目標である教室同士をパソコンで結ぶ授業まで、半年ほどの取り組みとなっています。生まれ育ったふるさとを再発見し、その良さに気づいていく子どもたちの姿、リアルタイムでコミュニケーションするICT交流の可能性などを探っていきます。

静岡県裾野市立南小学校と宮城県仙台市立片平丁小学校と御殿場市立東小学校と仙台市立六郷小学校の生徒たちが、パソコンやiPadを使って交流します。ノートをインターネット上で共有するコラボノートを使って、生徒たちが調べた内容や写真、質問などを書き込みすることができ、離れた学校間で意見を出し合ったり、共同で作品をつくることができます。

この交流学習の内容を、生徒だけでなく、PTAの皆さんや交流学習を担当していない先生たちにも深く理解してもらうたに、「富士山キッズニュース」を発行しました。


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* クリックすると、PDFでご確認いただけます。

静岡県教育情報化推進ワークショップ2016(9月9日実施)の会場で、「富士山キッズニュース」が配布されました。

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