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富士山を観に行こう!第1弾「足立美術館」(島根県)

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足立美術館庭園にある創設者・足立全康の像(撮影は筆者)

富士登山がピークを迎える8月、今年も大勢の登山者が頂上を目指していることだろう。
しかし、富士山に登らなくても富士山を満喫することができる。

それが今回のシリーズ「富士山を美術館で観よう!」である。
 
古今東西多くの富士山を題材にした作品が描かれてきた。
ぜひその名作を実際に観て感動を味わって頂きたい。
 
第1回目はこちら。
島根県安来市の足立美術館。
現在、夏期特別展、世界遺産登録一周年記念「大観の富士」を開催中。《~8月30日(土)まで》
本展では、富士山の世界遺産登録一周年を記念して、
当館が所蔵する大観の富士を一挙に公開している。
 
まさに富士、これぞ大観の富士という作品はどれも素晴らしく観るものを魅了する。
私が出かけた日も大勢の富士山ファンで館内は賑わいを見せていた。
富士の画家と言われるほど生涯を通じて多くの富士山を描いた大観ここにあり、
としばし時間を忘れ作品に前で立ち尽くした。
夏休みということもあり多くの子供達が「本物」を観ている姿が印象的だった。
主な展示作品は「神州第一峰」「乾坤輝く」「霊峰四趣・夏」「雨霽る」「龍躍る」など。
日本庭園の美しさでも知られる足立美術館、ぜひ夏休みにご家族でどうぞ!
 
ミュージアムデータ
足立美術館 〒692-0064 島根県安来市古川町320
開館時間 (3月〜9月) 9:00−17:30(年中無休)
公式サイト adachi-museum.or.jp

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