富士山関連の本を購入する。
本は読むことを前提として購入するのは当たり前なのだが、
実は、富士山が表紙に描かれているだけでも買ってしまうことが多々ある。
これもある意味「ジャケ富士山」だろう。
先日本屋で発見し購入した一冊がこちら『江戶年中行事図聚』。
江戸の暮らしや行事を解説している随筆。
つくづく江戸時代、街に住む人たちは季節の催事を楽しみ、
慈しんだことがわかる。
庶民文化が花開いた江戸時代 、
晴れた日には富士山も今よりはっきりと見えたことだろう。
江戸に暮らした人たちを空想し、一気に読破。
『江戶年中行事図聚』(中公文庫)
著者 三谷一馬
定価 1143円(税別)