鎌倉に住んで、常に新しい出会いがあるのが何より嬉しい。
先日は入ったカフェで武士にあった。
えっ!武士、と思われるだろうが、そう!正真正銘の鎌倉武士なのである。
せっかく出会ったので、「武士がオーナーのオモローなゲストハウス彩(イロドリ)鎌倉 Guesthouse irorodir」に出向いた。
365日甲冑を着て生活をしているオーナーの高野朋也さんは電車に乗るのも、どこに行くにもこの甲冑姿。
築90年の古民家をバリアフリー仕様に改築し、車いす利用者など障害のある宿泊客も安心して泊まることができる「誰でも泊まれる宿」をコンセプトとする。そんな宿を作った理由もいたってシンプルで、鎌倉にバリアフリーの宿がなかったかららしい。
スタッフも障害者を多く採用していて、車いすの人や聴覚障害者のほか、境界性パーソナリティ障害、吃音(きつおん)、場面によって言葉が出なくなる場面緘黙(かんもく)などの発達障害・精神障害のあるスタッフもいる。
気になる「甲冑」を着ている理由についてはまだ聞けずじまいだが、
今月から同じ場所で居酒屋も併設するということなのでじっくり聞いてみたい。
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写真は宿の看板と本人
ゲストハウス彩 鎌倉
神奈川県鎌倉市由比ガ浜2丁目4-23