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富士山世界遺産登録記念 富士山キッズ・スタディ・ プログラム フォーラム

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8月21日東京・築地の電通テック本社で、山梨・静岡県、
東京都中央区
 の教育関係者が130名、一般50名が参加してフォーラムが開催された。
* 事前に配布されたプログラムは こちら(PDF)

山梨日日新聞 8月28日(水)
富士山授業の成果報告 山梨の教諭ら都内でフォーラム


富士山キッズ・スタディ・プログラムフォーラム
(NPO法人富士山を世界遺産にする国民会議など主催)が21日、東京都内で開かれた。

山梨、静岡両県の教師が富士山をテーマにしたモデル授業の成果を報告したほか、記念講演が行われた。

プログラムは、富士山を描いた浮世絵を教材に
富士山の文化的価値や伝統に関心を持ってもらおうと、2011年にスタート。
山梨、静岡両県や東京都中央区の小学校でモデル授業を行い、
授業を基に制作した教材を両県と中央区の全小学校に配布している。

教材を教育現場でさらに活用してもらうことなどを目的に、フォーラムを企画。
山梨、静岡両県の教師ら約180人が参加した。

パネルディスカッションで、富士河口湖・船津小の原田孝雄教諭は
「富士山が江戸時代にも人気があったことを知り、子どもたちの見方が変わった」と指摘。
勝山小の在原直樹教諭は、児童から「江戸の人たちの思いもあり、今の富士山がある。大切にしたい」
との感想が寄せられたと説明した。

東京学芸大の大石学教授が「いま江戸時代が面白い」と題して講演。
江戸の庶民が富士山を愛し、浮世絵を通して、日本のシンボルとして全国に広まっていったことを紹介した。 〈中山純〉


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静岡新聞 8月22日(木)
富士の魅力や伝え方学ぶ 都内で県内教諭ら


富士山の文化的価値を伝える授業
「富士山キッズ・スタディ・プログラム」のフォーラムが21日、都内で開かれた。

静岡、山梨両県の教諭など約200人に、専門家が富士山の魅力や子どもたちへの伝え方などを披露した。
東京学芸大の大石学教授が、江戸の庶民と富士山の関連をテーマに記念講演した。
大石教授は江戸時代に記された外国人の書物を紹介しながら、当時の庶民の“富士山像”を語った。

筑波大付属小の梅沢真一教諭は社会科教材「富嶽三十六景で学ぶ
江戸に栄えた町人文化」を使った授業の進め方について語った。

実際の授業の映像をもとに、子どもの好奇心を引き出す教え方を伝えた。
両県の小学校教諭らによるパネル討論も行われた。

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