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223マガジン恒例 秋の夜長読書月間その4

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タイトルに「富士山世界文化遺産登録記念出版!」と銘打った世界遺産登録記念本。
その仰々しさに少しオドロオドロシさ感じるが、内容は眉唾でない。

曼荼羅(まんだら)とは、仏教(その中でも密教)において聖域を指すサンスクリット(梵語)。
日本人にとっての聖地富士を縦横無尽に斬る様がテンポ良く面白い。
富士山と神や仏との関わりを読み解いていくうちに、
決してパワースポットに特別関心があるわけでもないが、すっかりパワスポに詳しくなってしまった。
またパワスポのみならず、本文第5章では「富士山麓セラスポへの誘い」と称し、
セラピースポットの紹介もしている。
パワスポとセラスポの違いはぜひ本文で確認して頂きたい。
まんだらの世界遺産をめぐる旅へご案内!
著者名 みんなの富士山学会 編 加藤迪男、石原和拓ほか
定価 1,700円+税
出版社 日本地域社会研究所

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