
出版社 | 文藝春秋 |
著者 | 久保田 淳 |
価格 | 872円(税込) |
日本で最も古い歌集「万葉集」に、
既に富士山は描かれていることは誰も知るところだ。
日本文学における富士山の存在は
敢えて言うまでもなく、特別な存在ということだろう。
本書では富士山が登場する50もの作品を取り上げて、
日本人にとって富士山とは何だったのかを
改めて、解き明かそうとしている。
日本人にとって富士山とは何だったのかを
改めて、解き明かそうとしている。
芭蕉や白秋が詠んだ富士山や
漱石が日本で唯一誇れるものとして挙げた富士山。
それは山にあって単なる山に非ず、
日本人の心に深く刺さる霊峰を
文学はいかに私たちに伝えてきたかを探る、
まさに日本人の心の旅の物語のように読むことができる名著である。
「万葉集から松本清張まで」
古今に渡り、日本人は富士山に対しどのように心動かされ、
どう言葉に表現してきたかをわかり易く解説してくれている。
どう言葉に表現してきたかをわかり易く解説してくれている。
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