ニュース

富士山備忘録2017 その2

年末と言えば大掃除、これは人も同じ。1年の垢を落とす意味で、綺麗になって新しい年を迎えたい。普段は家の風呂に入る私も、たまには銭湯に行く。大げさに遠出して温泉に行かなくても、近所の銭湯がいい。
仕事場である東京中央区にも、下町の風情が残る銭湯がまだある。最近のお気に入りは、近所の人たちが「レトロ銭湯」と呼ぶ名湯として名高い「世界湯」である。近所と言っても地下鉄で数駅、そのぐらいの距離はある。それでも行く価値はある。
今ではすっかり珍しくなってしまった番台で料金を払うと、目指すは浴槽。そしてその壁画には、湖とその奥に描かれた富士山が燦然と輝いている。(浴室内は撮影できないので下記サイトをご覧ください)

「これぞ銭湯!」と思わず声が出てしまう。
さらに銭湯であってただの銭湯でない、昭和たっぷりレトロ銭湯である。
富士山にばかり目をとらわれているが、何と言ってもこの昭和銭湯、温度がいいのである。つまり適温でない、熱いのだ。
銭湯の味は適温にあらず、熱すぎてこそ銭湯の醍醐味だと思う。(持論です)

世界湯
場所 東京都中央区日本橋人形町2−17−2
ホームページはこちらをご覧ください。
(富士山の壁画の写真も掲載されてます。)
http://www.268chuou.com/

※外観は本人撮影

supported by