ニュース

勝手に恒例 秋の読書月間 その四

漫画『ちびまる子ちゃん』の作者、さくらももこさんが53歳の若さでこの世を去った。8月15日終戦記念日に届いた訃報だった。

「富士山」はさくらももこさん自らが編集長となり、雑誌の形態を模した「ひとり雑誌」として新潮社から刊行された。2002年までに第5号が刊行されていたと思う。出来栄えはもちろん素晴らしく、ずっと続くんだろうなアと勝手に想像していたが、結局5号が最終号になってしまったという感じで終わってしまった。
内容はあまりに私的で、そこが面白かったし、3号ではビートたけしさんがさくらさんの自宅を訪ねたり、やりたい放題だった。改めて大好きな富士山本だった。
今でもアマゾンなどで中古を含め、購入可能なので是非一度手に取っていただきたい。
日曜日といえば昭和世代の私にとっては「ちびまる子ちゃん」
よりも「サザエさん」なのだが、18時からの「ちびまる子ちゃん」18時30分からの「サザエさん」は鉄板。笑点を見たがる世代とのチャンネル争い(今はもうないか)も懐かしい思い出。
では好きなフレーズをここに記して合掌
「わたしは一生バカだよ
バカは死ぬまで治らないんだから
そうと決まればバカとして
明るく元気に生きてゆくしかないよ」
『ちびまる子ちゃん』12巻

R.I.P さくらももこさん

supported by