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夏2019(4)

富士山にとって、夏のイベントは本来「富士山登頂」に尽きる。
しかし、この223マガジンの趣旨では楽しみ方は「人それぞれ」と多様性を謳っているので、登らなくてもOK!
富士山の夜景を背景とした「花火大会」や前々号で書いた「灯籠流し」、昨年出向いた季節限定の「かき氷」も十分イベントになる。
今年の夏はあいにく天候不順もあって中々夏晴れの日がなく、今一番のイベントは太陽の下で汗を流すことかもしれない。
さて、とってもプライベートなイベントを一つ。
それは花火でもなく、送り火でもなく、夏の温泉富士。
富士山の絶景ポイントと知られ、私もこの223マガジンで何回か紹介している稲村ヶ崎。歌川広重が描く「冨士三十六景」にも登場している名勝地の富士山だ。

最近、私のお気に入りイベントはこの稲村ケ崎にある稲村ケ崎温泉に入り、そこから富士山を眺めることを密かな楽しみにしている。

温泉の中からは撮影禁止なので撮影したのは稲村ヶ崎からになるが、それでも月に数度出向き、富士山を眺めながらの富士見湯が今の私にとって、最も旬なイベントになる。
下の階はレストランになっているので湯上りの生ビールも定番のイベント。
週末を外せばあまり混んでいないという利点もあり、時間が空くと、ささっと妻を誘い、「帰り道はどちらが運転するか?」をじゃんけんし(もちろん二人で飲むことは運転があるので出来ません)、勝った方が至福のビールタイムを獲得することになる。
7月のラストはささやかな幸せイベント編でした。

稲村ヶ崎温泉
https://www.inamuragasaki-onsen.jp

撮影:本人
2019年 6月撮影

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