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桜見カフェを探して(連載vol.487)

自称 “ミュージックカフェマニア”である。

コーヒーやカフェオレも好きだが、カフェとは音楽を聴く場所である。という多少偏屈な定義がある。

定義1   極上の音楽を提供してれる

定義2 マスター(男女問わず)がいる

定義3 座り心地のいい椅子がある

もちろん美味しいコーヒーが飲めるという前提がある。この3つの定義がカフェ歴40年で辿り着いた黄金律になる。さて高校時代より喫茶店に入り浸っていたが、卒業とともに行動範囲が広がり、20歳を超えるとタバコが加わり、入り浸る時間が増えていくことになる。

そんなわけでカフェの本が出ると以前は必ずと言っていいぐらい購入していた。最近はそんな雑誌購入がネットに移り変わるも、このような富士山が表紙だったりするとつい手が伸びる。以前のようにカフェ巡りをすることはなくなったし、年のせいで若い人が集まるカフェも少し抵抗があることで、随分と新しいカフェの発掘もなくなったというのが本音だ。それでもこんな雑誌を購入して、ページをめくりながら、幾つかの店をチェックし、わざわざ行くことはなくても、アタリをつけ、近所に出向いた際は足を延ばす。

ミュージックカフェの話をすると長くなるし、富士山ネタとあまり関係ないため、またの機会を探すとする。

家で飲んでも美味しいコーヒー、しかしカフェで飲むコーヒーは別物。春めいてきたので桜がよく見えるカフェに行くとしよう!

東京カフェ2020(朝日出版社刊)

価格 990円(税込)

撮影 本人

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