ニュース

「しずおか富士山シンポジウム」開催

富士山のUNSECO暫定リスト登載と山開きをかねて、7月14日「しずおか富士山シンポジウム〜日本の宝を、世界の宝に〜」(主催:静岡新聞社・静岡放 送、山梨日日新聞社、山梨放送、共催:富士山世界文化遺産登録推進両県合同会議、NPO法人富士山を世界遺産にする国民会議)が、時之栖御殿場高原ホテル (静岡県御殿場市)で開催され、約200人が参加しました。

川口俊静静岡県副知事が両県合同会議を代表してご挨拶され、世界文化遺産登録に向けての意気込みと今後の取り組みについて話されました。
主催者を代表して北村静岡新聞社社長室室長より挨拶があり、続いて本NPOの松本讓事務局長が、世界文化遺産登録に向け機運を盛り上げる国民的な活動の展開について語りました。

 

411.jpg

NPO法人 富士山を世界遺産にする国民会議の松本事務局長

 

続いて、御殿場市の和太鼓「富岳太鼓」のジュニアメンバーによる迫力あるパフォーマンスが行われ、会場を魅了しました。参加者をはじめ、37万7600人から富士山にメッセージを寄せる「富士山への絵手紙プロジェクト」のスタートも発表されました。

 

412.jpg

「富岳太鼓」ジュニアメンバーによるパフォーマンス

 

415.jpg

絵手紙をポストに入れる参加者

 

また、静岡新聞社編集局出稿部長の鈴木理久氏から、6月末から7月頭にかけてニュージーランドで行われた第31回UNESCO世界遺産委員会ならびにトンガリロ国立公園視察の出張報告がありました。

後 半のパネルディスカッションでは、歌人で国連環境計画・地球環境平和財団「地球の森プロジェクト」推進委員長の田中章義氏をコーディネーターに迎えて、様 々な世界遺産を撮られている写真家の織作峰子氏、紀伊山地の霊場と参詣道の世界文化遺産登録に取り組まれた和歌山県高野町長の後藤太栄氏、日本のみならず 世界各国を巡られている数学者で大道芸人のピーター・フランクル氏がパネリストとして参加。「日本の宝を、世界の宝に」をテーマに、世界文化遺産登録への 課題と今後の取り組みなどについて、意見が交わされました。

 

413.jpg

パネルディスカッション

 

会場入り口では、223フェローのパネル展示も行われました。

 

414.jpg

223フェローパネル展示

 

 

 

supported by