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夏の思い出を探して(3)

「念願」と書くと大げさだが、毎年夏の楽しみがかき氷。
何が念願かといえば、「ひと夏に一度はかき氷を食べたい」のがささやかな念願なのである。
果物の世界は温室栽培もあり、四季を通してあらゆる果物を食すること可能だ(もちろん価格を気にしなければ)。
しかしかき氷に限って言えば、もちろん冬でも食べられないことはないが、食べる人はまずいない(だろう)。
夏の暑い最中、蝉の声を聞きながら、冷房の効いていない縁側や木陰で食べる。これがかき氷の王道であり、ささやかな念願を達成すべく、富士山を目指した。
普段はコンビニで買うかき氷で満足な私もこの日ばかりはちがう。あのふわっとしたまるで雲のようなかき氷を想像して落ち着かない。
もちろん店自体期間限定営業なので夏以外は食べられない(2019年の夏季営業は8月25日で終了)。

私にとってここのかき氷は今までのかき氷の概念を超えた。その後いくつかのお気に入りはあれど、やはり、かき氷道に足を踏み入れさせてくれた名店であることが常にリスペクトをしている。

ああ、また来年までお預けか!
もうすでに来年の夏が待ち遠しい。(なんて)

富士山天然氷のかき氷店 埜蜜喜
公式サイト
http://tksosk.sakura.ne.jp/wp/

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