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駆け込み買い物

10月になり消費税が10%になった。
高い買い物に縁のない私も家族に付き合わされて、コストコに日用品の買い物に向かった。
店内は凄まじい人で、あと数日すれば店も空くのだろうなあと一人ブツブツ言いながらカゴを山盛りにしてレジに行き、洗剤やトイレットペーパー、さらにワイン、一体我が家はどれだけ洗濯をするんだと一人ツッコミを入れた。
今思い出されるのは消費税がない時代から3%に初めて消費税が始まった1989年。当時、店を任されていたのでレジの表示が変わると大騒ぎした。竹下内閣が3%の消費税導入にこぎ着けたが、まあ、消費税に日本中が踊らされた。
その後橋本内閣は97年に税率を5%に上げ、野田内閣の2008年に8%になった。1989年から30年で計4回に渡り、税率が上がったが、正直あまり関心がなくなっている。
「ああ、10%になったんだ」ぐらいの感じでいるが、その無関心さが本当はいけないんだろう。
テレビのインタビューを見ていても、気にしないで買い物をする人と「家計は大変」という人を交互に映し出して、なんとなく、増税に対してのショックを薄めているような感じもする。
増税しても、その分が国民のため、日本の未来のために使われることを信じる以外にないし、自分が一票を投じた政治家に託し、税金の使い方をウオッチしたい。

撮影 本人

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