ニュース

夏は花火(連載 vol.506)

夜空に花開く光の競演。
花火師が腕を競い、私たちはその最高な舞台に拍手喝采を送る。
大きな大会がないことは残念だけど、花火がなくなることはない。
自宅の軒先での家族で楽しむ花火は健在。
火の用心にバケツに水を入れて、蚊取り線香に火を入れる。

衣装は浴衣、スイカが用意できれば尚良いがまあ個人的判断に委ねよう。

日本での花火の歴史は戦国時代まで遡る。

夜空に打ち上げられた花火の第1号は1589年(天正17年)、季節は夏の7月、伊達正宗が観賞したのが最初であるとも云われている。

鮮烈な活躍と生き様、文字通りの「伊達男」っぷりや外見などから創作作品で題材にされることが多々ある。

夏の宿題の絵日記に花火を描いたのは確か小学校2年の時か?

水彩絵の具をうまく使えず、夜空に輝くはずの花火は黒と黄色とが水に流れたような迷彩模様の図案になり、誰も花火だとわかってくれなかったのは子供心を傷つけ、それ以来美術の授業は好きでなくなった。

毎年、必ず買うのが線香花火。

そしてこの夏は「花富士」を夏の終わる頃、自宅の前で楽しもうと購入。

製造するのは花火の老舗、筒井時正玩具花火製造所。その歴史は昭和4年に遡る。伝統の光を守り続け、現在に至る。

 

商品名 花富士赤/450円(税別)

製造元 筒井時正玩具花火製造所(株)

https://tsutsuitokimasa.jp/

supported by