第30回UNESCO世界遺産委員会が7月8日〜16日までリトアニアのビリニュスで開催されました。昨年に引き続き、富士山会議も参加し、富士山のアピールをするとともに、UNESCO関係者や各国の方から登録に向けてのヒアリングをしてきました。
富士山が世界遺産になるにはまだ何かが足りない・・・何が足りないのだろう。
ひとり一人がその足りないピースを持ち、みんなの力で富士山を世界遺産に!そんな運動が始まりました。
富士山会議のCMが、東京都内の汐留カレッタビジョン、渋谷109フォーラム、原宿アストロ、有楽町マリオンに今夏から登場!
バス編、飛行機編等、あなたはいくつ見かけましたか?
同CMは当ホームページでもご覧になれます。
富士山に関連する各団体との交流と、「富士山基金」のキックオフを目的にフジヤマミュージアム(富士吉田市)でイベントが開催されました。
山開きに合わせて実施された同イベントには、総勢300名が参加し盛大に行われました。
第 1部では、山本栄彦様(山梨県知事)・岡崎朋美様(2006年トリノ五輪日本選手団主将)等にご登壇頂き、力強い応援メッセージを頂戴しました。また、引 続き小田全宏運営委員長が加わり、富士山の保護・管理のための「富士山基金」のキックオフセレモニーが実施されました。
最後に、豊田喜代美様(ソプラノ歌手)・池田直樹様(バス・バリトン歌手)・地元 ふじ山麓児童合唱団を中心としたコンサート(富士山賛歌)が実施されました。
第2部は、遠山敦子様(新国立劇場運営財団理事長)の乾杯で始まり、清水國明様(タレント)の進行による関係団体紹介がありました。今回のイベントには、23団体が参加し、今後の富士山世界文化遺産に向けての交流をはかりました。
富士山の文化的価値や登録範囲の検討などを行い、暫定リスト素案を作成するため、静岡県・山梨県と富士山会議で構成する「合同学術委員会」の第1回会合が 6月27日都内にて開催され、委員長に富士山会議の副理事長である遠山敦子新国立劇場運営財団理事長、副委員長に高階秀爾大原美術館館長が選出・就任され ました。
本委員会は、国際的な知見を持つ有識者で構成され、静岡・山梨県に設置されている「県学術委員会」の調査結果などを踏まえ、10月をめどに登録に向けての暫定リスト素案をまとめる予定です。
合同学術委員会の委員は11人。富士山会議からは、遠山敦子、高階秀爾、久保田淳、田中優子の4名が就任。
4月27日(木)、キャピタル東急ホテルにて「富士山を世界遺産にする国会議員の会(仮称)」が発足。中曽根康弘会長を中心に、地元静岡県、山梨県の国会議員24名(代理含む)が出席。
第1回理事会・総会が東京「如水会館」にて開催されました。2005年度の事業報告、2006年度の事業活動プランを中心に討議されました。
理事会・総会
「全国富士山ネットワーク会議」が12月10日(土)東京港区:電通ホール(汐留)にて開催されました。会場は、富士山の世界遺産登録を目指す関係者、約500名で埋め尽くされ、大盛況の中実施されました。
第 1部は、成田理事長(日本広告協会理事長)の開会挨拶に続き、中曽根会長(元首相)より富士山の世界文化遺産登録への指針を発表しました。石川特別顧問 (静岡県知事)、山本特別顧問(山梨県知事)からは、今後の両県協調体制や保存管理計画についてのご報告があり、“来年秋をめどに国内暫定登録申請”に向 けての抱負が語られました。第1部後半では、遠山副理事長(元文部科学大臣、新国立劇場運営財団理事長)、新井特別アドバイザー(作家・小説家・歌手)、 小田運営委員長(NPO法人日本政策フロンティア理事長)の3名によるトークセッションが行われ、一人一人の「富士山物語」を伺い、富士山に対する熱いオ マージュが語られました。
第2部では、清水國明氏(タレント)が司会を進行する中、柳亭樂輔氏(落語家)の落語「富士詣り」、山下調査委員(静岡 県立美術館主任学芸員)と背景画家(丸山氏、中島氏)とのトークなどで盛り上がりました。また、第1部途中から第2部の最後にかけて、LIVEARTのパ フォーマンスが行われ、丸山清人氏が河口湖を裾野に抱えた山梨県側から見た富士山を、中島盛夫氏が躍動感に溢れた伊豆の海と静岡県側からみた富士山を、そ れぞれ約3時間という短い時間で描き上げ、会場を魅了しました。
そして最後には、参加者全員でオリジナル作詞‘富士山’を合唱し、全国富士山ネットワーク会議は幕を閉じました。
後 援:
静岡県、山梨県、富士山本宮浅間大社、静岡新聞社・静岡放送、山梨日日新聞社・山梨放送 他
協 力:
アサヒ飲料 バナジウム天然水500mlボトル無料提供
写真提供:
静岡新聞社