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夏休みの過ごし方 映画三昧 その三

巨匠黒澤映画ということもあるが、この映画を富士山映画に取り上げる人が知り合いに数人いる。
「こんな夢を見た」というテロップからはじまる。本作品「夢」は、知っての通り、八つの小さな「夢」から構成されている。

巨匠黒澤明監督が、自分が見た夢をもとに制作した晩年の作品だ。
その中の「赤富士」では、炎上する富士山が冒頭から登場。この映画全体の中心になっている。富士山自体の扱いは少し怖い気もするし、原子炉が爆発と言う冒頭や真っ赤になった富士山は溶けるように崩れていく映像は目を覆いたくなる。
あってはならない富士山噴火や現実になってしまった原子力問題がテーマになっているが、それでも巨匠の映像に引き込まれてしまうのは、やはり巨匠の為せる技に違いない。
この映画は未完であり、掛かりすぎる制作コストのために、惜しくも撮影されなかった幻の残り三作品がある
『飛ぶ』、『阿修羅』、そして最終話となるはずだった世界平和の話である『素晴らしい夢』が映画化されていないのが惜しまれる。

タイトル 夢
監督:黒澤明
出演:寺尾聰、倍賞美津子、原田美枝子、根岸季衣
制作:1990年

夏休みの過ごし方 映画三昧 その二

富士山の映画と一口に言ってもその内容は様々だ。前号で紹介した有名な映画に登場する富士山もそう、富士山を題材にした小説の映画化などもその一例だろう。

しかし数ある富士山題材映画の中でも今年公開の「ピース・ニッポン」は秀逸だ。約8年間にわたり全国47都道府県、200カ所以上で撮影された映像を厳選し、4K解像度で映画化した作品に仕上がっている。そしてそのポスターに富士山が使用されている。
この映画のテーマは、「数年間に1度しか出合えない風景をカメラに収め、神道と仏教が混交する精神・自然観にフォーカスする【日本の精神】、豊かな気候風土が変化を生み出す【日本の四季】、そして奇跡の絶景を紡いでいく【一期一会の旅】という約111分間の3部構成になっている」(カッコ内映画解説を転用)。
美しい日本は撮影した段階では美しい景色だが、この先未来永劫にその景色が残るという保証はない。この映画を見ながら「美しい日本を未来に残していく私たちの使命」を感じてしまった。
今から150年前に明治時代に撮影された写真で残る景色のほとんどは残っていない。
それを考えても意味のないことだが、この映画はそんなメッッセージを観る者に与えてくれる。

映画「ピース・ニッポン」は現在公開中。詳細は公式サイトをごらんください。

http://peacenippon.jp

夏休みの過ごし方 映画三昧 その一

夏休みの過ごし方は毎年大抵映画を観てダラダラしている。

外に出れはビーチ、ギラギラの太陽が降り注ぐ。
それを横目に部屋にこもり、缶ビールにつまみを用意してスタンバイ。

観たかったシリーズものを一気に観る。これが夏休みの醍醐味。

そして富士山映画を探すのもまた楽しみの一つ。

『富士山題材の映画は?』と質問をされると先ず浮かぶのがこの映画。

『SFの父』と称される小説家ジュール・ヴェルヌの同名小説を映画化した1956年の映画である。
『80日間世界一周』

なぜ飛行機でなく、気球で世界一周か?というと1870年代が舞台なので、まだ飛行機は発明されていないからだ。
ライト兄弟が世界初の有人動力飛行に成功したのは1903年。

その世界一周の旅で日本を訪れて美しい富士山が映し出される。
世界各国の美しい風景をカラーで楽しめる観光映画としての価値も高い。

製作 1956年
アメリカ
原題 AROUND THE WORLD IN 80 DAYS

夏のイベントと言えば旅

夏と言ったら「夏休み」。
夏休みのために夏は存在するのである。
小学校4年生にして初めての一人旅は、電車を利用して親戚の家がある栃木県鹿沼市に旅をしたことまで遡る。

私にとって、旅とは電車の旅が自家用車、バイク、飛行機より上位になる。
旅イコール電車なのだ。

夏は電鉄各社が特別列車を走らせる。そのチケット争奪なども夏の風物詩になっている。
最近では寝台のみならず、豪華な食事がつくオリエント急行さながらの旅のメニューも増え、鉄道旅行ファンにはたまらない展開になっている。
私はと言えば、そんな豪華な旅とは縁知らず、普段では味わえない景色と時間が共有できれば最高な旅となる。この新宿と河口湖駅を2時間で結ぶ特別列車の運行期間は6月から9月までの4ヵ月間、まさに乗り鉄×富士山ファンにとっての夏の一大イベントになる。
まさに「早く来い!来い! 夏休み」なのだ。
駅弁を買って、出発進行と同時に缶ビールを「プシュ!」。
夏のイベントはこれに決まり。皆様の夏のイベントの計画はいかがでしょうか?

詳細は富士急行公式サイトをご覧ください。
http://www.fujikyu-railway.jp/train/holiday_kaisoku_2018.php

「2018年 3月 新宿駅」にて撮影

夏のイベントといえば野音(ちょっと先だけど)

10月7日実施という少し先のイベントですが、このイベントには是非足を運んでいただきたいので紹介します。

2012年の「レミオロメン」活動休止後もソロミュージシャンとして活動する藤巻亮太さんの音楽フェス。その名も「Mt.FUJIMAKI」(読み方はマウント フジマキ)。

詳細は特別サイトをご覧いただくとして、タイトルも使用している写真もどこからどこまでも「富士山」尽くしになっている。
その先行チケット販売が7月1日からスタートしている。
特設サイトには本人からのメッセージに「富士山から新しい風を巻き起こしたい」とある。世界文化遺産登録5周年を記念してのライブとはこれまた素晴らしいではありませんか!
フェスのポスターがJR新宿駅構内に貼られるとのことで撮影してきました。
(少しピンボケはお許しを)

先行チケット発売情報は
http://l-tike.com/order/?gLcode=77661

ライブ情報は
http://mtfujimaki.com

地元イベント情報満載の ‘裏道’ 誌がこちら


ネット時代になって紙の雑誌や書籍がだんだん少なくなっているのはしょうがない事実。しかし、まだまだ元気な媒体も数多く存在している。

好きなコミュニテイペーパーの一つがこちら。
「地元をもっと好きになってもらいたい」のコンセプトの「ぶらりっと」。
「ぶらりっと」とは「地元の歴史や裏道までをも知り尽くした新聞販売店の私たちだからこそ発信できる地域情報をお伝えします。」(カッコ内はサイトより添付)
「裏道を知り尽くす」というのがいい。
その「ぶらりっと」の7月号の表紙にこのコーナーでもお馴染みの富士市在住のカメラマン、宮崎泰一さんの撮影された写真が選ばれた。
宮崎さんと言えば毎日富士山の写真のみならず、地元を中心に開催される富士山関連のイベント情報も逐一フェイスブックに掲載してくれている。
まさに富士山イベントの情報発信源な人。
これだけ素晴らしい写真を常に更新していくのは並々ならぬ陰での努力があるのだろう、と想像してしまう。
そんな宮崎さんが撮影した渾身の一枚が表紙を飾った「ぶらりっと」。見つけたら手に是非取ってみてください。

ぶらりっとの詳細はこちら
http://www.burarit.com

情報コミニュケーションツールとなる事を目指します。”

夏のイベントの王道 かき氷を目指す

夏と言えばビール。枝豆、冷奴、スイカにそうめん。しかし、より夏らしいメニューと言えば「かき氷」だと断言したい!

夏の王道、かき氷である。
日本人にとって慣れ親しんだ夏の味覚も、最近は様々なかき氷が出現し、さらなる進化を遂げている。

そしてかき氷の味を決めるのは何はなくても「氷」にある。そして氷は「水が命」。そして日本一美味しい水と言えば富士山の水となり、富士山周辺はかき氷にとって最適な環境なのであることは容易に想像がつく。

毎年楽しみにしているのがこちら、
河口湖にある信水堂。

富士の伏流水から作るかき氷は、店の紹介文によると「密度の高い氷を極限まで薄く削っている」という。
店に向かったのは6月下旬。まだ店内はさほど混んでいなかった。これからの季節はかなりの混雑も予想されるが、この食感を味わえると思えば多少の待ち時間は納得できると思う。

夏のイベントにこの「富士山でかき氷を食べる」をぜひ加えていただきたい。

お店の所在地 山梨県南都留郡富士河口湖町船津7673-1

営業時間 11:00~17:00

電話番号0555-73-8548

※定休日等は直接お問い合わせください。

7月はイベント!目白押しの富士山

イベントに参加してきた。
出張帰りに立ち寄ったバル
バル(BAR)”は、”バー(Bar)”のスペイン語読みした名称。
スペインやイタリアでは酒場を指す。
朝はコーヒー、昼は軽食、夜はワインにビール。よく言う三毛作のような形態のお店をイメージして頂ければいいかと思う。

軽食には一つの形があり、
「タパス」と呼ばれる小皿料理と「ピンチョス」といった爪楊枝が刺さって気軽に食べれるようなおつまみがメインになる。

そのバルイベントが開催されるとあって立ち寄った。
東京は雨。富士市も雨かなと思っていたが、雨は降らずギリギリの時間に合っての参加となった。
電車の都合もあり、いろんなお店を廻ることはできなかったが、雰囲気と美味しいピンチョスは味わうことができた。
そして、イベントは7月5日の1日だけらしいが、地元の人にとって嬉しいのは「後バル」と称して31日まで使用できる金券が用意されているとのこと。
富士市で開催されるバルイベント。毎年この時期に開催されるとのこと。ぜひ次回はチェックしてみてください。

写真はイベントポスター
後バル情報はこちらから
http://fuji-bar.com

もうすぐ山開き その三

「富士山ものを買おう」とショッピングに出かけることがある。
「買おう」と決めて出かけるが、予算はいくらでもいいわけでない。限りあるお財布事情を鑑みながらのショッピングである。
まずスーパーを覗く。調味料や酒など、富士山意匠の確率が高く、この223マガジンでも過去数多くのネタを提供してくれている。スーパーマーケーットは富士山ものの宝庫である。間違いない!
スーパーを一周するだけで何かしらの買い物できる。
次が本屋、これは恒例にしている秋の読書月間に向けても欠かせないネタの場所だ。

今回目指したのは近所にできたちょっと洒落た雑貨屋さん。場所は銀座。食器や調味料が数多く品揃えされており、富士山もののネタの匂いがする。
しかし、見つける商品はほとんどが既に紹介していたものだ。

ないな!と諦めかけた瞬間、目に飛び込んできたのが「suteteko」と表記された短パンだった。
年中を通してビーサンと短パンをこよなく愛す私。
部屋着代わりにと思って手に取った写真がこちら。

「買おう」と言うと、妻があまりいい顔をしていない。
これは意外だ。「何か気に入らないの?」と聞いてみた。
すると「短パンだけでどのくらいあると思っているの」と言う返答。
そこで「服や靴の量だったら、僕なんか 1,000分の1じゃない」なんて言おうものなら完全に夫婦間に傷が入る。

ここは言いたい気持ちを我慢して、「でもさ、富士山だしさ」と下手にでたら、まあいいかという表情に変わった。

と言うことで富士山山開きを前に購入した記念すべき、そして人生初の「suteteko」でした。

撮影 本人

もうすぐ山開き その二 あめでとうございます5周年

2月23日が富士山の日なら6月22日は富士山が世界遺産になって5回目の記念すべき日になる。
あっという間な5年間だったと思う。この5年で富士山を取り巻く環境はいかに変化を遂げたのだろう。
山梨に住む友人は観光客が増えたことを喜びつつも、今後の展望に思いを馳せる。
私は? 毎日良くこれだけの多くの話題を提供してくれる富士山に感謝をしつつも、ネタが尽きないことに正直驚いている。2月23日の頃にも書いたが、本当に富士山のネタは向こうからやってくるというのが正直な感想だ。
もちろん無意識の中にもネタを探している自分がいるが、それでも感覚としては富士山が膨大なネタを私の目の前に提供してくれている気がしてならない。
決して富士山の近隣に住んでいるわけでもない。住まいは少し富士山に近づいたとは言え鎌倉だし、仕事は東京だ。
それでも毎週毎週こうして富士山ネタを更新し続けることを心から幸せに思うのである。
日本の宝から世界の宝になった富士山は世界中から観光客が訪れるメジャーな観光地になった。富士山を取り巻く環境も変わった。しかし富士山そのものは全く変わらない。
いつもわたしたちの前に悠然と姿を見せてくれる唯一無二の存在だ。
毎朝富士山に向って手を合わせる。祈りだったり、感謝だったりするが、口ずさむのは「ありがとう、富士山」。
改めて富士山の世界遺産5周年をひとり静かに祝いたい。

※ 写真は友人が送ってくれたもの。許可を得て掲載しています

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