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富士の紅葉2012 その三 「富士スカイライン」

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写真提供:Wild Venture,

須走・御殿場・富士吉田河口湖・富士宮と
4つある富士山五合目の中でも、
パノラマな景色が楽しめると人気の高い富士宮口五合目。

今回紅葉ポイントでお勧めするのが富士山スカイライン。
御殿場にある自衛隊東富士演習場から裾野を周回して富士宮まで一気に走る。
途中御殿場・富士宮と2つの五合目がある贅沢な富士山周回ルートだ。

雪が深まると閉鎖になってしまう。
短い秋から冬への雄大な景色はまさに圧巻。

富士山スカイラインは、
標高1,000~1,500mのベースルート、
標高1,500~2,400m(新五合目)の登山ルートにわかれ、
標高差があることから、山麓の植生も異なり、
その高低の差が織り成す素晴らしい紅葉のスポットとなっている。

壮大な景色と紅葉を満喫しに出かけてみるのはいかがだろう。
 

見頃 9月下旬から
所在地 静岡県富士宮市 富士箱根伊豆国立公園内
お問い合わせ 富士宮市 観光課
TEL 0544-22-1155

富士の紅葉2012 その二 「富士河口湖紅葉まつり」

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日増しに色鮮やかに葉の色を変えていく富士山の町、
富士河口湖町での紅葉まつり。
毎年この時期に合わせ、河口湖を訪ねる人も多い。

紅葉と言えば全国区的に有名な「紅葉トンネル」。
さらに「もみじ回廊」と見どころもたくさんあるのも
ここ河口湖が紅葉の人気の理由。

そしてなんと言っても最高のみどころは「もみじ回廊」のライトアップ。
幻想的に浮かび上がる紅葉は必見だ。

この時期は富士山も雪化粧をして、
紅葉をバックに写真撮影する人で賑わうことだろう。
ぜひ雪化粧×紅葉のベストマッチを観賞して頂きたい。
 

紅葉ポイント 河口湖畔河口梨川周辺
開催期間 2012 年10 月27 日 ~ 2012 年11 月18 日 まで
期間中毎日開催
お問い合わせ 富士河口湖町観光課
TEL 0555-72-3168
詳しい情報 http://www.fujisan.ne.jp/

富士の紅葉2012 その一 「御庭の紅葉」

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* 写真提供:社団法人やまなし観光推進機構

富士山にある庭?
実は富士山には庭があるというと驚く人が多い。

富士山の庭、御庭は富士山の自然が作った庭園を指す。
場所は五合目駐車場を出発し、お中道を約1時間10分歩くと視界が開ける。
そこが御庭だ。

山頂、外界方向とも非常に見晴らしが良く散策に人気のスポットである。
五合目駐車場より少し手前、富士山の裾野へ降りて行く方が奥庭、
登って行く方が御庭となっている。

どちらも看板が出ており、トレッキングルートとしても人気が高い。
ここはカラマツ、ダケカンバ、ナナカマドが自生している。

秋の紅葉シーズンに向けて、
連続企画「富士の紅葉2012」をしばしお楽しみください。
 

紅葉の見頃 10月上旬~10月下旬
お問い合わせ 鳴沢村観光協会
詳しい情報 http://www.vill.narusawa.yamanashi.jp/

観光の秋、観光の富士

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* 写真提供:富士急行

「今年の夏は暑かった」などと言っていると、
富士山はあっという間に秋を越して、冬を迎えることになる。

しかし、そんな短い秋も富士山にとっては
冬が来るまでの間、最高の観光シーズンになる。
昨年は甲府地方気象台は9月24日午前6時すぎ、富士山の初冠雪を観測している。

富士の秋は短い。
冠雪と一緒に紅葉が一気に深まるのも特徴だ。

さて今回ご紹介するのは、その名も「KABA BUS」。
このバスは屋根なしのオープンバスなので天気のいい日だと、
青空に富士山が映えて、メチャクチャ開放的で
最高の気分で景色を楽しむことができる。
まさに富士山を眺めるためのバスのよう。
バスのデザインは工業デザイナー水戸岡鋭治氏。

兄弟バスとして、山中湖にて
水陸両用バス「YAMANAKAKONO KABA」も絶賛運航中。
 

運行日 2012/4/1~11/30(毎月、第2・4木曜は運休)
平日
富士山駅10:45発(所要時間 約90分)
河口湖駅発11:00発(所要時間 約70分)
土休日
富士山駅10:25発(所要時間 約90分)
河口湖駅発10:40発(所要時間 約70分)
料金 おとな 1,500円
こども 750円
お問い合わせ 富士急コールセンター
0555-73-8181(受付時間7:30~20:00)

富士山を学ぶ「山梨県立大学観光講座2012」

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* 夏も過ぎ去ろうとしている富士山

富士山世界文化遺産登録へいよいよ、カウントダウンが始まった。
現在さまざまな形で登録を後押ししようというイベントが行われているが、
このような学習はいかがだろうか。

山梨県立大学観光講座2012「富士山 世界遺産登録へ」。

既に第一回は終了しているが、
第一回の五味教授は万葉集などに触れながら、芸術の形成にもつながったと講義をして頂いた。
9月以降も各方面から富士山の実像に迫る内容。
歴史や芸術、自然、環境などについて、それぞれの専門家が講演する。
ぜひ霊峰富士山についてこの機会に楽しく学んで頂きたい。
 

※第1回  7月 1日(日) 13:30~16:30 「富士山の世界遺産への道筋」(終了)
◆第2回  9月29日(土) 13:30~16:30 「富士山をとりまく歴史・民俗」
◆第3回 10月 6日(土) 13:30~16:30 「富士山の誕生と富士五湖」
◆第4回 10月13日(土) 13:30~16:30 「富士山の芸術と文学」
◆第5回 10月20日(土) 13:30~16:30 「富士山麓の地下水と富士五湖」
◆第6回 10月27日(土) 13:30~16:30 「富士山周辺の環境・保全」


参加費全て無料
時間:午後1時30分~午後4時30分(受付は午後1時から)
場所:山梨県立大学飯田キャンパス(甲府市飯田5-11-1)講堂

講座のお申し込みは名前と住所、電話番号、参加予定日を連絡(明記)して下記まで

山梨県立大地域研究交流センター

TEL 055(224)5260
FAX 055(224)5386
E-Mail ucre@ml.yamanashi-ken.ac.jp

写真コンテスト 第14回富士山写真大賞

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* 写真提供 武藤裕也

年齢、性別、プロアマ関係なく応募できる「富士山写真大賞」は
1998年にスタートした公募写真コンクールである。

普段は自分の楽しみとして撮影しているだけの富士山だが、
年に一回の腕試しで応募する人も多いと聞く。

対象は富士山はもちろん、富士山に関わりあるものなら可。
入賞作品は河口湖美術館の
「富士山写真大賞展」 (2013年1月1日ー3月末予定)に展示される。

その公募の締め切りがいよいよ10月1日(当日消印有効)に迫ってきた。

募集内容については
富士山に関わりのある写真であること

※未発表作品で、ほかのコンテストに応募しないものに限る

※応募は、一人5点まで

※撮影者本人が応募すること

ぜひあなたの撮影した最高の富士山で大賞を狙ってみてはいかがだろう。
 

お問い合わせ 河口湖美術館
TEL 0555-73-2829
主催 富士河口湖町、富士河口湖町教育委員会、河口湖美術館

「湖畔の春」を見に行く

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「正直のところ私はカメラも好きだがそれよりもまして富士山それ自体が大好きなのである」
そう語ったのは写真家岡田紅陽である。

岡田が撮影した富士山の写真は切手のみならず紙幣にも数多く採用された。
現在の千円札の図柄も紅陽の撮影した写真がベースとなっている。

その岡田紅陽が愛した富士山の写真を含む
「岡田紅陽没後40年展」が開催されている。

本展覧会では、写真家 岡田紅陽の生涯を振り返るとともに、
紅陽が追い求めた富士の姿を約100点の作品ならびに資料で振り返ることができる。

千円札紙幣の富士山の原画となった
【湖畔の春】の作品に触れてみてはいかがだろう。
 

会場 岡田紅陽写真美術館企画展示ホール
(山梨県南都留郡忍野村忍草2838-1)
入場料 500円 (小中学生は300円・幼児無料)
開館時間 10:00~17:00 (入場は16:30まで)
休館日 会期中は無休
詳しい情報 四季の杜 おしの公園 岡田紅陽写真美術館・小池邦夫絵手紙美術館
http://www15.ocn.ne.jp/~o-k.muse/index.html

2012 Mt.FUJIエコサイクリング

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* イラストは「富士山一周サイクリング」のもの

まもなく、自転車で富士山を一周しようというイベントが開催される。
2007年から行われているこの大会は
富士山麓の雄大な自然に触れることができるイベントとして例年人気を博している。
またこのレースの特徴は何といっても順位を競う競技ではなく
規定の時間内に完走を目指すロングライドイベントというところにある。

大会コース(予定)は2通り用意されている。

本格的にサイクリングを楽しみたい方には「富士山一周サイクリング」。
こちらは富士北麓駐車場(山梨県富士吉田市)発着の富士山一周
(主に国道138、国道139.県道71、県道72、国道469、県道23、国道138)
を回る全長約120kmのコース。

もう一つは「ファミリーサイクリング」を楽しむコース。
こちらは小学生からのエントリーが可能になっているので
文字通り家族でサイクリングを楽しむことができる。

富士北麓駐車場(山梨県富士吉田市)発着のスタート会場周辺を巡る約25kmである。
このイベントでは日本初の盲導犬育成総合センターである盲導犬の里
「富士ハーネス」の協力を得て、参加者が盲導犬に対する理解を深め、
サイクリングを通じて、富士山麗地域の活性化と国民の心身の健全な育成を図り、
もって公益の増進に寄与することも大会の趣旨に盛り込まれている。

尚 当日参加枠もあるとのこと
9月2日(日)5:00~6:00当日受付(事前申込み300名限定)なので、
これからの参加も可能!
 

名称 2012Mt.FUJIエコサイクリング (通称: FUJIエコ)
開催日時 2012年09月01日(土)-2012年09月02日(日)
主催 (財)日本サイクリング協会
協賛 スルガ銀行サイクリングプロジェクト
大会公式HP http://fujieco.j-cycling.org

富士山お宝ハンター

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海側からの富士山の図 山中湖からの富士山の図


お宝富士山を探すのもこの223マガジンの大事な使命。
東にお宝富士があると聞けば一目散に現地に向かい、
西にお宝があると聞けばおっとり刀で駆けつける。
常に富士山お宝ハンター化している私のお宝を察知するレーダーは
かなり研ぎ澄まされている(と思っています)。

さて今回ご紹介するとびきりの富士山はショッププロデュースや、
企業のブランディング&クリエイティブプロデュースを手がけている
友枝康二郎さんが制作した作品。

友枝さんは現在、八ヶ岳のログハウス暮らしを満喫しつつ、
グラフィックデザイナーの仕事や、オブジェやイラストも製作し、
時々カメラマンもしてしまうという万能クリエイター。

八ヶ岳の暮らしをしつつ、仕事があるときだけ、
東京へ下山しているとのこと。(うらやましい)
そんな友枝さんが作った富士山をじっくりと観賞してみよう。

この富士山表が海から見た富士山で、
裏側が山中湖から見た富士山で赤富士になっている。
商業施設の展示用に依頼され、制作したものだそうだ。

「富士山お宝ハンター」は今日もお宝探しで暑い夏を満喫している。

友枝康二郎さんのプロフィールはこちら

KEIZ OBJ works INC 代表
Graphic Designer / Creative Producer

デザイン、オブジェ、写真などを中心にクリエイティブワークの活動。
企業のクリエイティブ・コンサルティング。ブランディング、店舗企画開発。
八ヶ岳快適田舎暮らし倶楽部MORiSH。
ハンドメイドショップHeart Villageなどを運営。

日本グラフィックデザイナー協会東京地区・正会員

作品についてのお問い合わせ heartforesh@gmail.com
公式ブログ http://blog.goo.ne.jp/tomodesmo

富士山の旅2012 vol.10

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* 写真提供  社団法人 やまなし観光推進機構

富士山の夏を満喫する旅を編集部が選んでお届けしてきた「富士山の旅2012」。
登山あり、ヘリコプターあり、樹海ありといろいろなタイプの旅
いかがでしたでしょうか?

最後を飾る旅はこちら
河口湖をゆっくり歩く旅。

コースは3つのテーマから選択できる

Aコース
富士山のビューポイント&歴史を訪ねてミニハイキング
(テーマ:鎌倉街道・親鸞・文学碑・富士山の景観他)

Bコース
中世の歴史にタイムスリップ・“河口湖にもあるよ!風林火山”
(テーマ:日蓮・武田信玄・文学碑他)

Cコース
湖畔の昔の生活をちょっと学んでみませんか?
(テーマ:湖畔のくらし)

地元を知り尽くしたガイドによるツアーは
市販のガイドマップとは一味違う魅力を伝えてくれるに違いない。

各コースとも2時間で回れる設定になっており、
予約は原則的に3日前(土日を除いた)までのお申し込みになるとのこと。

ガイドの料金も参加する人数によって、違ってくるので要確認(下記参照)

ガイド料金 1名~4名  …
5名~15名  …
16名~30名  …
31名~45名まで  …
一人 500円(ガイド1名)
2,000円(ガイド1名)
4,000円(ガイド2名)
6,000円(ガイド3名)
お問い合わせ 富士河口湖ふるさとガイドの会(富士河口湖町観光連盟内)
TEL 0555-72-3168

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