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夏のイベントの王道 かき氷を目指す

夏と言えばビール。枝豆、冷奴、スイカにそうめん。しかし、より夏らしいメニューと言えば「かき氷」だと断言したい!

夏の王道、かき氷である。
日本人にとって慣れ親しんだ夏の味覚も、最近は様々なかき氷が出現し、さらなる進化を遂げている。

そしてかき氷の味を決めるのは何はなくても「氷」にある。そして氷は「水が命」。そして日本一美味しい水と言えば富士山の水となり、富士山周辺はかき氷にとって最適な環境なのであることは容易に想像がつく。

毎年楽しみにしているのがこちら、
河口湖にある信水堂。

富士の伏流水から作るかき氷は、店の紹介文によると「密度の高い氷を極限まで薄く削っている」という。
店に向かったのは6月下旬。まだ店内はさほど混んでいなかった。これからの季節はかなりの混雑も予想されるが、この食感を味わえると思えば多少の待ち時間は納得できると思う。

夏のイベントにこの「富士山でかき氷を食べる」をぜひ加えていただきたい。

お店の所在地 山梨県南都留郡富士河口湖町船津7673-1

営業時間 11:00~17:00

電話番号0555-73-8548

※定休日等は直接お問い合わせください。

7月はイベント!目白押しの富士山

イベントに参加してきた。
出張帰りに立ち寄ったバル
バル(BAR)”は、”バー(Bar)”のスペイン語読みした名称。
スペインやイタリアでは酒場を指す。
朝はコーヒー、昼は軽食、夜はワインにビール。よく言う三毛作のような形態のお店をイメージして頂ければいいかと思う。

軽食には一つの形があり、
「タパス」と呼ばれる小皿料理と「ピンチョス」といった爪楊枝が刺さって気軽に食べれるようなおつまみがメインになる。

そのバルイベントが開催されるとあって立ち寄った。
東京は雨。富士市も雨かなと思っていたが、雨は降らずギリギリの時間に合っての参加となった。
電車の都合もあり、いろんなお店を廻ることはできなかったが、雰囲気と美味しいピンチョスは味わうことができた。
そして、イベントは7月5日の1日だけらしいが、地元の人にとって嬉しいのは「後バル」と称して31日まで使用できる金券が用意されているとのこと。
富士市で開催されるバルイベント。毎年この時期に開催されるとのこと。ぜひ次回はチェックしてみてください。

写真はイベントポスター
後バル情報はこちらから
http://fuji-bar.com

もうすぐ山開き その三

「富士山ものを買おう」とショッピングに出かけることがある。
「買おう」と決めて出かけるが、予算はいくらでもいいわけでない。限りあるお財布事情を鑑みながらのショッピングである。
まずスーパーを覗く。調味料や酒など、富士山意匠の確率が高く、この223マガジンでも過去数多くのネタを提供してくれている。スーパーマーケーットは富士山ものの宝庫である。間違いない!
スーパーを一周するだけで何かしらの買い物できる。
次が本屋、これは恒例にしている秋の読書月間に向けても欠かせないネタの場所だ。

今回目指したのは近所にできたちょっと洒落た雑貨屋さん。場所は銀座。食器や調味料が数多く品揃えされており、富士山もののネタの匂いがする。
しかし、見つける商品はほとんどが既に紹介していたものだ。

ないな!と諦めかけた瞬間、目に飛び込んできたのが「suteteko」と表記された短パンだった。
年中を通してビーサンと短パンをこよなく愛す私。
部屋着代わりにと思って手に取った写真がこちら。

「買おう」と言うと、妻があまりいい顔をしていない。
これは意外だ。「何か気に入らないの?」と聞いてみた。
すると「短パンだけでどのくらいあると思っているの」と言う返答。
そこで「服や靴の量だったら、僕なんか 1,000分の1じゃない」なんて言おうものなら完全に夫婦間に傷が入る。

ここは言いたい気持ちを我慢して、「でもさ、富士山だしさ」と下手にでたら、まあいいかという表情に変わった。

と言うことで富士山山開きを前に購入した記念すべき、そして人生初の「suteteko」でした。

撮影 本人

もうすぐ山開き その二 あめでとうございます5周年

2月23日が富士山の日なら6月22日は富士山が世界遺産になって5回目の記念すべき日になる。
あっという間な5年間だったと思う。この5年で富士山を取り巻く環境はいかに変化を遂げたのだろう。
山梨に住む友人は観光客が増えたことを喜びつつも、今後の展望に思いを馳せる。
私は? 毎日良くこれだけの多くの話題を提供してくれる富士山に感謝をしつつも、ネタが尽きないことに正直驚いている。2月23日の頃にも書いたが、本当に富士山のネタは向こうからやってくるというのが正直な感想だ。
もちろん無意識の中にもネタを探している自分がいるが、それでも感覚としては富士山が膨大なネタを私の目の前に提供してくれている気がしてならない。
決して富士山の近隣に住んでいるわけでもない。住まいは少し富士山に近づいたとは言え鎌倉だし、仕事は東京だ。
それでも毎週毎週こうして富士山ネタを更新し続けることを心から幸せに思うのである。
日本の宝から世界の宝になった富士山は世界中から観光客が訪れるメジャーな観光地になった。富士山を取り巻く環境も変わった。しかし富士山そのものは全く変わらない。
いつもわたしたちの前に悠然と姿を見せてくれる唯一無二の存在だ。
毎朝富士山に向って手を合わせる。祈りだったり、感謝だったりするが、口ずさむのは「ありがとう、富士山」。
改めて富士山の世界遺産5周年をひとり静かに祝いたい。

※ 写真は友人が送ってくれたもの。許可を得て掲載しています

もうすぐ山開き その一

鎌倉から東京までほぼ毎日通っている。
横須賀線に乗って1時間。以前に比べて読書の時間が増えた。お酒を飲んだ夜など指定席に逃げ込むことはあっても普段は通勤時間と大幅にずれているので比較的ゆっくりと読書が可能だ。車内はゆっくりとしてても、東京駅に着くとそこは日本一の駅、大勢の人に揉まれ目的地を目指す。
目指しつつ、目は常に富士山を探している自分がいる。静岡や山梨県の旅案内ではかなりの確率で富士山の図案が使用されていて、私にとってはネタの宝庫なのだ。
もちろん、年がら年中富士山のネタを探しているわけではないが、そろそろネタが欲しいなと思うと必ず裏切らないのが東京駅のすごいところだ。
そして発見したのがこちら。

タイトルの「静岡元気旅」の内容は実はあまり覚えていないのだが、このマークがあれば十分、待ち受け画面にするだけでも元気が出そうなこのマークに思わずパチリと携帯カメラを向けた。
梅雨入りが発表された関東地域。この梅雨の先には山開きが待っている。

撮影場所 JR東京駅 八重洲南口付近

撮影 本人

今年の初登山 富士山に登って来ました!

富士山は『登る山』より『愛でる山』と決めているという人もそこそこいる。
わからないでもないが、もちろん7月の山開きを待ち焦がれて、「さぁ 今年も登るぞ!」と意気込んでいる方も多い。
最近 出不精な私もついに富士山に登って来た。
と言っても山梨と静岡にまたがる富士山(ふじさん)でなく、茨城にある富士山(ふじやま)だ。
茨城県石岡市にある標高152mのれっきとした富士山である。
柿岡富士、八郷富士とも呼ばれる郷土富士だ。
近所に住む友人に騙され、いや誘われて、ゴールデンウィークが終わった平日に登って来た。

友人
「おまえさ 富士山最近登った?」


 「いや 、全く」

友人
「まずいでしょう。富士山のPRの仕事している鈴木がさ、富士山に登っていないのはまずいよ。絶対にまずい」

私 
「忙しいんだよ。なんだよ おまえの家、茨城じゃん。それにまだ山開きしてないしさ」

友人
「と思うだろ。俺の家の近所に富士山あるから来いよ」


 「えーェ。なんで 茨城なんだよ。めんどくさいな。おまえんち遠いし」

友人
「まぁ 騙されたと思ってさ。来いよ、来週な。いい飲み屋も連れて行くから」

と言うわけで騙されて石岡を目指した。
『騙されて良かった』と言うと大袈裟だが 汗ばむ体に溜まった老廃物が流れ落ちて 清々しい気持ちになった。
そして何より富士山に登ったと言うことが嬉しい。
あくまでも 『ふじさん』でなく 「ふじやま」だけど。
しかし富士山にはかわりない。しっかり自慢しようと思っている。
『この前さ 富士山登って来た』(嘘ではない)
そう!そして 山頂には富士浅間神社もありました。ああ登って良かったです。

撮影 本人

ジャパニーズ洋食

昔風な洋食屋とでも表現すると伝わるのだろうか?
ハンバーグやメンチカツの付け合わせにはナポリタンが添えられている。
サラダの基本はキューリにレタス、そしてキャベツにスライスされたトマト。
素朴過ぎるサラダの定番のような組み合わせだ。
そんな定番な洋食屋が好きで良く通っている。
しかし、基本はオーナー洋食屋がほとんどで後継者の問題か、やはり閉店する店が多い。
こちらの洋食屋も何度となく足を運んだが今はもうない。(2016年に閉店)
裏通りにキラリと光る名店の風情もたまらなく好きだった阿佐谷の名店『洋食屋富士ランチ』。阿佐ヶ谷に行く度に必ず寄ってはハンバーグを食べた。

イタリアンでもフレンチでもない
ジャパニーズ洋食。
富士山との繋がりは店名以外見当たらなかったが、 それでも富士と冠がつくだけで足が向く。洋食屋富士には通えなくなってはしまったが。
ここ以外にも富士と名のつく洋食屋を知っているのでその話はまた後日。

撮影 本人

富士山の季節がやってきた

前回(5月9日)の「ゴールデンウィークが終わって」というタイトル、
ゴールデンウィークという言葉にはふた通りの意味がある。
ゴールデンのように「輝く休暇」という意味、そしてもう一つは「ゴールデン級に忙しい」という意味である。長年サービス業に従事している私は後者。
今 私は多忙な日々を終え、やっとゆっくりとしている。
もちろん 休暇が過ごせるのは素晴らしい。しかし私のようなゴールデン級に忙しい人達にとっては「稼ぎ時」。決してネガテイブな週間ではない。待ちに待ったゴールデン(金貨)ザクザク週間なのである。
まあどの程度のザクザクかは別として、晴天に恵まれた今年のこの黄金週間は休暇を楽しむ人、働く人にとっても最高な日々だったはずだ。

そして私のネタと言えばどこか旅行に行くことはなく、日々働いた後はこうして過去に撮り溜めしておいた富士山ネタの写真から原稿を書いている。
まずは この富士意匠、最近ゲットしたお気に入りの1枚。
採集場所は住まいの材木座海岸。
海岸の目の前に位置する海宿の看板の意匠である。晴れた日にはもちろん富士山がよく見える。先日もこのテラスでバーベキューをして地元で採れたタコに舌鼓を打ったばかりである。
夏は山開き そして富士山の登山の季節。
富士山の季節がやってきた!
私といえば 夏はこのテラスから富士見乾杯という感じです!

意匠採集場所  
海宿グッドモーニング材木座 http://zaimokuza-goodmorning.com

撮影 本人

ゴールデンウイークも終わり

最近、将棋界が熱い。それは藤井聡太(先日は五段だったけど、今はもう六段)さんの出現だ。もちろん絶対王者トップの座をキープし続けている羽生善治さんや引退後もお茶の間に笑顔をふりまく加藤一二三さん。なにかと話題に事欠かない将棋界。
その将棋会館があるのは東京都渋谷区千駄ヶ谷。その将棋会館の前にあるのが今回ご紹介する鳩森神社。
この鳩森神社には都内最古と言われる江戸時代に築造された東京都の有形民族文化財の富士塚があり、こちらは「千駄ヶ谷富士」と呼ばれパワースポットとしても有名。

富士山そのものももちろんパワースポットなので当然と言えば当然なのだが、それでも滅多なことでは富士山に行くことは叶わなかった江戸庶民にとってはこの富士塚はかなりのご利益を感じたスポットだったに違いない。
そして今回のもう一つのテーマは将棋。 なんと将棋にも「富士山」を模した囲いがある。
それが「富士山美濃」というそうだ。
将棋について今こうして書いているが知識と言えば間違いなく並べられる程度。「富士山美濃」という戦法があると書いておきながら、それがいかなるものか全く理解できないので詳しい説明はできません(すいません)

撮影 本人
鳩森八幡神社サイト http://www.hatonomori-shrine.or.jp/
東京将棋会館 サイト https://www.shogi.or.jp/about/base/tokyo/

エイプリル富士山 その4

横山大観の展示が開幕したので、早速東京国立近代美術館に向かった。
上手く言えないが数10年前 デートに向かう気持ちってこんなだったかな なんてワクワクしている。
前日は自宅にある横山大観さんの本で復習をしている。前回は同じ上野にある記念館に足を運んでいるが、その前となると島根にある足立美術館を訪れたのが5年以上前だったか?記憶が定かでない。足立美術館は、時に『大観美術館』と言われるぐらいなのでそれなりに作品を観ているはずだが、少し記憶が曖昧になっている。
そこで復習にあいなった。
今回の生誕150年展では「富士山の大観」はもちろんだが、自分としては「夜桜」(1929年の作品)とその足立美術館所蔵の「紅葉」(1931年の作品)の同時展示に酔いしれたい。
特設のウエブサイトには東京展担当学芸員が語る大観の魅力として「奇想天外より落ち、毎回人を驚かすものハ横山大観の作なり。『屈原』一たび出でゝより、高邁雄偉の新思想を画界に紹介したるもの、恐らくハ大観の右に出づる者なかるべし」。(カッコ内サイト解説を引用)とある。
これは岡村天心の言葉だが、まさに「人を驚かすものは大観の作品しかない」。激しく同意したい。
レポートはまた後日

撮影本人(大観展に向かう車窓より)
横山大観展サイトはこちら
http://taikan2018.exhn.jp/

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