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富士山 大自然への道案内

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世界文化遺産登録にタイミングを合わせるように多くの関連本が書店に並んでいる。
私もそんな富士山本を見つけるとつい手にとってしまうが
最近購入した本がこれ。

その名もずばり
『富士山――大自然への道案内』
 

著者は静岡県生まれ、静岡大学理学部卒業、
現在は静岡大で教鞭をとられている。
富士の麓で育ち、まさに富士山とともに人生を歩んだ人だ。

専門は火山学と歴史地震学とある。
富士を愛する理系視点の著書であり、他の富士山本とは異色の光を放っている。
 

単なる登山案内でないことはもちろん、
登山コースごとに出会う自然を写真つきで紹介しているので、
富士山を著者の専門分野である理系視点で楽しむことができる。

いくつかの箇所は専門的過ぎる部分もあるが、
判り易く書かれているので小学生でも5年6年生になれば読むことが出来る。

従来の解説書では扱われない内容もふんだんに盛り込まれているので
ぜひこの夏休みに読んでいただきたい。

 
 
著者 小山 真人
出版社 岩波書店
価格 945円(税込)

223アートコンテンツグランプリ決定!!

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■ 平本純様の作品 ■ 受賞式の様子
     左から テラウチマサト氏(審査委員長)、平本純様(グランプリ受賞者)
     ハービー山口氏(審査員)、高島幸雄氏(富士山を世界遺産にする国民会議事務局長)
 
223アートコンテンツグランプリでは本年度
富士山を世界遺産にするための活動支援への一環として
富士山をテーマにした写真コンテストを開催。

昨年12月より本年6月の締め切りまでに1800点あまりの応募があった。
富士山を被写体とした写真の数々は実に多彩で見事の一言。

2013年7月31日その授賞式が
銀座RING CUBE(問い合わせ:03-3289-1521)で開催された。

 
今回グランプリと賞金223万円を獲得したのは平本純さんの作品。
セスナに搭乗して撮影した渾身の1枚はまるで現代に甦った歌川広重のよう。
見事な富士に、会場に集まったメデイアからも感嘆の声が上がった。

その他の作品は223アートコンテンツグランプリ公式WEBサイトにて
ご確認頂けます。( http://223artcontents.jp/youkou.html
 
また、応募頂いた全作品は
今後アーカイブ化して本ホームページからも回覧できるようになる予定です。

ぜひお楽しみに!

まもなく河口湖湖上祭

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世界遺産に登録された富士山の麓で
その喜びを祝うかのように花火大会が次々に開催される。
今年の花火は美しさも格別だろう。
夜空に満開に咲く花火と富士山の競演を私も楽しみたい。

しかし、夜空で、花火と富士山という組み合わせの撮影は実は難しい。
掲載した写真、撮影者は私。
昨年河口湖で撮影した写真だが微妙にピントが合っていないし、構図も今イチ。

しかし今年も懲りずに撮影に向かうつもり。

さらに8月は河口湖で開催される灯籠流しも撮影する予定。
夜の撮影は難しいと言い訳をしながら、
微かに映る富士山と花火!
こんな写真で御許しください。

 
8月4日(日)
 19:00~19:50 よさこいソーラン踊り
 20:00~20:15 前夜祭打上げ花火
 
8月5日(月)
 19:45~21:00 大・花火大会
 
開催場所 富士河口湖町船津・平浜駐車場
お問い合わせ 河口湖観光協会
TEL 0555-72-2460

最近増えました 富士山お土産

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オフィースの休憩スペースにはスタッフが旅行に行った際のお土産が置かれている。
たいていはみんなに行き渡るように箱菓子であることが多いのだが、
そのお土産に最近異変が起こっている。

その異変とは富士山のお土産が一気に増えたのである。
これはもちろん富士山に行ったスタッフが増えているに他ならない。
当然6月22日以降の富士山人気の表れに違いない。

私が初めて富士山に行ったのは小学6年の夏休み。
町内会の有志による富士山ツアーだった。
私が住む横浜からも冬の晴れた日などは富士山が良く見え、
あの富士山に登ると想像するだけで前の晩から眠れなかったことを鮮明に覚えている。

この223マガジンでも富士山で買えるお土産の数々を今まで紹介してきた。
メロンパンあり、ビスケットあり、富士山の空気の缶詰なんていうのもあった。
最近ではテレビでもそんな富士山土産の名品を紹介するコーナーを目にする機会も多い。
地元では商機到来の気運も高まっているに違いない。

私は富士山に行く度に買うお土産の定番は水。
富士名水という文句が見えるともう駄目、すぐにレジに商品を運んでしまう。

皆さんは富士山土産
何を選びますか?

富士山世界遺産登録記念レセプション

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2013年7月12日 真夏の日差しが日本列島に強く届いた日。
東京都千代田区にある帝国ホテル富士の間で
世界遺産登録を記念したレセプションが開催された。

当NPO法人会長中曽根康弘元首相は
「富士山は昔から日本人の崇拝の対象」と喜びを語られた。
また横内正明山梨県知事、川勝平太静岡県知事からもスピーチがあり、
安倍晋三首相夫人の昭恵さんも出席、会場は最高に盛り上がりを見せた。

皆様のスピーチに共通していたことは
2013年6月22日、富士山は世界遺産に登録され、名実ともに日本の宝が世界の宝となった。
がそこがゴールではなく、
100年後も美しい宝として有り続けるため保存管理していくことが使命
ということであった。

その後223フェローの
松岡修造さん(プロテニスプレーヤー/スポーツキャスター)、
山下泰裕さん(ロサンゼルスオリンピック柔道金メダリスト/東海大学教授)、
北原照久さん(ブリキのおもちゃ博物館館長)ら著名人からのお祝いのスピーチ、
歌手の森進一さんは富士山の歌を熱唱、華を添えた。

* 写真は横内正明山梨県知事、川勝平太静岡県知事のツーショット。
  そして会場に出現した氷でできた富士山。

めで鯛 富士山たい焼き

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早いもので2011年7月1日に「富士吉田駅」が改称し、
駅自体もリニューアルして誕生した富士急行「富士山駅」が改名2周年を迎えた。

今さらながら「富士山駅」というありそうでなかった駅名に素晴らしさを感じてしまう。
所要で河口湖に向かうが、敢えて途中下車して富士山駅に立った。
下車の目的は「富士山鯛焼き」


以前訪れた際の触感「外はカリカリ、中もっちり」が忘れられずの再訪となった。
添加物を一切使わないあんこは甘すぎず、やさしい味がした。
 
すでに富士山駅の新名物「ふじやまたいやき」になっていて、注文すると品切れ状態。
焼き上がるのを待って購入した。
この鯛焼き、鯛が富士山を見上げている、という形をした、珍しいたい焼きだ。
 
鯛と富士山、という縁起の良いもの同士を組み合わせ、
さらに鯛のお腹の裏表には、それぞれに『寿』『大吉』という文字がある。
なんとも目出度い鯛焼きに感動再びで富士山駅を後にした。

鯛焼きは山梨県富士吉田市上吉田 富士急行線富士山駅で購入できます。

さあ!山開き

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写真提供 社団法人やまなし観光推進機構
 
今年もこの季節がやって来た。
この日を待ち焦がれていた人もさぞ大勢いらっしゃったに違いない。
 
富士山を背に富士山吉田口登山道の起点にある
北口本宮冨士浅間神社では山開きの行事が行われた。
 
冨士のお山開きはこの神社の鳥居に張られた注連縄を切らなければ始まらない。
北口本宮冨士浅間神社は富士の噴火を鎮めるために建立されたのが始まりとされる
由緒ある神社であり、富士登山の起点で吉田口登山道はここからスタートしている。

国の重要文化財に指定されている東宮本殿は、
戦国時代に武田信玄が再建されたものといわれている。
 

世界遺産登録直後の山開き、
今年は感動もひと際だったに違いない。

いざ富士山へ!!

モヒカン?NO NO フジヤマカットです。

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夏はフジヤマカット!


夏は床屋に行く機会が増える。
理由は少しでも頭の上を涼しくしたいからだ。
たいてい行く床屋も決まっており、オーダーも「短め目に」である。
全く変わり映えがしない。そんな人も多いのでないだろうか?
 
そんな方へ朗報をご案内したい。
静岡県裾野市の理容師さんが開発したその名も「フジヤマカット」をご紹介したい。

狙いは「夏を快適に過ごせ、整髪時にはドライヤーも不要という」と言うまさに夏向けのこだわりなのだ。

フジヤマカットの広報役の裾野市の理容師藤森充氏によると
「年間を通じて一日たりとも同じ表情の富士山はない、フジヤマカットも同じ。
御客様に応じた個性のあるフジヤマカットを目指したい」

ぜひ夏をカッコ良く涼しく過ごしたい貴兄は裾野で「フジヤマカット」をお薦めしたい。
イラストを見る限りではソフトモヒカンになるのでしょうか?

少しドキドキ!!
 
静岡県理容衛生同業組合静岡支部ではポスターを制作して普及を目指している。

号外!号外!

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富士山世界遺産登録決定の瞬間、
山梨と静岡では「号外!」と威勢のいい声が町中に響き合った。
 

東京でも配られた号外もあったという情報も寄せられているが、
きっと日本国中でこの喜びの瞬間に号外を手にした人が大勢いたに違いない。
 
まだまだ喜びの余韻が残る地元、まもなく山開き、
今年の7月1日は格別なんだろうなあ!

待ち遠しいです!!

世界の宝富士山!

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2012年 撮影 静岡県三保ノ松原
 
祝!富士山世界文化遺産登録おめでとうございます。

週末に伝えられた登録の知らせに日本中が湧いた。
三保ノ松原のサプライズは地元に嬉し涙をもたらした。
これで富士山は紛れもなく、日本の宝から世界の宝になった。

丁度昨年の今頃、公式フェイスブックで構成資産を取材し、記事をアップし始めた。
その三保ノ松原が登録され、本当に心から嬉しい。
配信されているニュースはメンバーのほとんどの人が
「三保ノ松原」は登録すべきだと発言したとあった。
私も昨年、実際三保ノ松原に行き、
改めて、こんなに美しく富士山が眺めることのできる浜はないと感動したのを思い出した。

しかし、登録決定がスタートであることは言うまでもない。
この世界の宝「富士山」を後世に遺していかなくてはならない。

世界文化遺産登録に向けて、
ここまで汗と涙を流して頑張ってこられた先人の皆様に感謝し、
次は世界文化遺産になったあとの富士山の正しい道標を
みんなで考えて一緒に作っていきましょう。

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